みなさんこんにちは。前回からの続きです。

先日、8日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル」を訪問した際の様子を、シリーズでお送りしています。

まずは、鉄道模型各メーカーの新製品展示を拝見しているところ。
「TOMYTEC」の人気鉄道模型「鉄道コレクション」、今年11月に発売予定だという、この「北陸鉄道8000系 復刻塗装車両セット」についてあれこれと取り上げています。同ホームページより。
前回の記事でも触れましたが、石川・金沢の「北陸鉄道浅野川線」で活躍している「8000系」、元々は東京都内の「京王電鉄井の頭線」で走っていた「3000系」という車両でした。
京王で登場する新型車両に置き換えられることになり、北国仕様に改造され、金沢に移籍して第二の人生を送って来ました。
そういったことで、この「8000系」が活躍する「北陸鉄道浅野川線」を乗り鉄した際の様子を
前回からお送りしています。2015(平成17)年6月、ブログ主撮影。
「JR金沢駅」に隣接する「北鉄金沢駅」を出発。日中は30分おきのパターンダイヤです。


途中の「割出駅(わりだしえき)」で下車。
「日本の鉄道の駅名を50音順に並べて行くと、最後に登場する駅」だというので、気になり、降りてみた次第です。

市街地のど真ん中ながら、のんびりとした雰囲気が心地良い駅でした。
いかにも、地方鉄道といったこの感じ、旅の醍醐味がふつふつと湧いて来るものです。

ところで、車内のプレート類を観察していますと…乗車した車両は、昭和39年東急車輛で製造。最初は「京王井の頭線」の新型車両として導入された証です。
その後、同線の新型車両登場により「北陸鉄道」へ移籍するに当たり、短編成化やワンマン改造、また雪国対策として、系列の「京王重機」で整備改造されたのが、平成8(1996)年。プレートで分かりました。

このような、元車両の経歴が窺い知れるものを見つけますと、うれしくなります。

「北鉄金沢駅」を出て10数分。列車はゆるゆると「大野川」という大きな川を渡りました。日本海から、このあたりに出来た潟沼へとつながる、沿線随一の見どころだと言います。

ほどなく、終着の「内灘駅(石川県河北郡内灘町)」に到着。車内の様子から、こまかな乗り降りが結構あったので、沿線の方々にとっては身近な市内電車なのでしょうね。
「内灘駅」は、所在している「内灘町」の中心地。夏には、砂浜が広がる海水浴場が人気を博しているそうです。グーグル地図より。

さて、この駅の構内には車両基地が併設されていました。小規模ながら、本格的なものです。

乗り鉄した際、この路線を走っていたのはすべてくだんの「8000系」車両。大都会で長年活躍して来た車両ということもあってでしょうか、明るいカラーリングともども大変、垢抜けているなという印象を強く感じました。

次回に続きます。
今日はこんなところです。