阪急うめだ本店「鉄道模型フェスティバル2022」訪問記〜その9 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


先日、8日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル」を訪問した際の様子を、シリーズでお送りしています。


お目当てだった鉄道模型各メーカーの新製品展示を拝見しながら、その車両にまつわる思い出を中心に項を進めているところです。

気になる車両ばかりの「TOMIX」の展示から、なかなか離れられませんが(^_^;)


続いて取り上げたいものは、ずらり並んだこのかわいらしい車両たち。親会社が展開している別ブランド「鉄道コレクション」でした。


従来の鉄道模型商品よりも廉価ながら、それに劣らぬ細かい再現具合で、さらに、これまで鉄道模型化されなかったどちらかといえばマイナーな車両をも積極的に商品化しているというので、人気を博しているものです。わたしもあれこれと集めています。

高価なために、ハードルが高かった鉄道模型を手軽に楽しめる、身近な存在にした画期的な商品に感じます。同社ホームページより。


そういったことで、さまざまな車両が商品化されている「鉄道コレクション」ですが、気になったこれらは「ノスタルジック鉄道コレクション」というシリーズ、その第3弾でした。


「開封するまでどの車両が入っているかわからない」という、いわゆる「ブラインドパッケージ」商品。全10種類あるとのこと。


ところで、この「ノスタルジック鉄道コレクション」というシリーズ、実在する(していた)鉄道車両をモチーフにしたものではないのだとのこと。


「富井電鉄」という、仮想の鉄道会社で運行されているローカルな車両たちをモデルにした、という設定だとのこと。これは興味深いですね。社名になっている「富井」は「TOMIX」「TOMYTEC」から、というのもおもしろい。


ラインナップを拝見していますと、フィクションの世界のものとは言えど、写真やどこらかで見たことのあるような車両のように感じます。


時代背景からしますと、だいたい昭和30年代までの頃の地方ローカル線なのでしょうか。路面電車のような短い車体に、大柄な一軸台車(一車両につき台車がひとつのみ)が目立ちます。



しかし、これはかわいらしいものです。
車体の小柄さといい、のんびりと田園風景を走るのであろうその姿を想像すると、これは手元に置いて愛でたくもなります。
これらは、今年9月発売予定だとのこと。


ところで、この「富井電鉄」には「富井化学工業」という関係会社があるようで、なんとその従業員を輸送する専用列車まで製品化されているのを見つけました。なんと、細かい設定…


商品は3両セットで、凸型の小さな電気機関車が2両の車両を引っ張るというもの。
ただ、あれ…この従業員専用の車両、どこかで見たことのあるような気がします。



だいぶと思い悩んだ結果、思い出したのがこれでした。「東急電鉄3000系」という車両。
昭和50年代まで、当時の同社の支線級で活躍していたものだったとのこと。


3枚窓で非貫通の顔つき。扉は片開きで、その窓は高い場所に。さらに、ライト類はおでこではなく、腰下の場所に。ここまで出典①。



塗装は真っ赤になってはいますが…まさしくこれではないですか!仮想の鉄道とは言えど、きちんと?モデルになっている車両があることがわかって、個人的にすっきりしました(笑)

この車両自体の造形も、気になるのですが…


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①「カラーブックス日本の私鉄8 東急」宮田道一著 保育社刊 昭和56年9月発行)