開業100周年を迎えた「近鉄生駒線・旧東信貴鋼索線」を巡り信貴山へ その26 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年5月で開業から100周年を迎えた「近鉄生駒線・旧東信貴鋼索線」。


大阪・奈良府県境を成し、古くから霊峰として崇められていた「信貴山(しぎさん)」へ向かった鉄道網にまつわる歴史に触れるべく、現地を巡った訪問記をお送りしています。



実り多かった「生駒線・東信貴鋼索線」と、その前身である「信貴生駒電鉄」が目指した「信貴山」を巡って来ました。


帰阪の途に就くところですが、奈良県側の「東ルート」での登山に対して、ここからは反対側の「西ルート」で、大阪都心方面へと下山することにしています。近鉄ホームページより。



さて、緑濃い静寂の「信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)」を後に到着したのは
「信貴山門停留所(奈良県生駒郡三郷町)」。


ここからは「近鉄バス」に乗車。おらが街にも幾つもの路線があり、このブルーとイエローは日々よく見かけますのでちょっと安心します。


ほどなく発車。
乗客はわたしの他にもう二人だけでした。


ここ「信貴山門停留所」から向かうのは「高安山駅(大阪府八尾市)」です。


いよいよ、奈良から大阪に戻る訳ですが、路線の大部分は「信貴生駒スカイライン」という有料道路を経由。途中で府県境を越えます。





この沿道もやはりといいますか、相変わらずの

深い緑に覆われる道中です。すでに山頂に至っているのでアップダウンはさほどなのですが、カーブがちょこちょこと連続します。





途中、霊園前に立ち寄り、10分ほどで「高安山駅」に到着。静かな駅前です。 


先日も登場した近鉄電車路線図ですが、ここは「信貴山西ルート」の乗り換え拠点。

「信貴山朝護孫子寺」からですと、先ほど降りた「近鉄バス」から「西信貴鋼索線(西信貴ケーブル線)」に接続しているところです。


ところで、この「高安山駅」出入り口からの眺めというのが…


ご覧のような感じ、大阪平野が一望のもとです。奥にはなんと「六甲山」と大阪都心の高層ビル群も視認出来ますので、わたしのような遠い景色好き?にはたまりません。



ところで、この「西信貴ケーブル高安山駅」と「近鉄バス高安山停留所」。


信貴山への参拝客輸送に当たっては、先行して開業した「信貴生駒電鉄」による「東ルート」に対し、この「大阪電気軌道(大軌)」が中心に建設した「西ルート」でも、注目すべき史実がありました。


次回に続きます。

今日はこんなところです。