みなさんこんにちは。前回からの続きです。
今年5月で開業から100周年を迎えた「近鉄生駒線・旧東信貴鋼索線」。
大阪・奈良府県境を成し、古くから霊峰として崇められていた「信貴山(しぎさん)」へ向かった鉄道網にまつわる歴史に触れるべく、現地を巡った訪問記をお送りしています。
ただいま、信貴山への東の玄関口「信貴山下駅(奈良県生駒郡三郷町)」です。

駅の西側に先月、開業100周年を記念してリニューアルされた、かつてここから信貴山へ登山していた「東信貴鋼索線」のケーブルカー。
車内は見学出来ませんでしたが、この時代を感じる無骨ながら、あたたかさを感じる車両、なんぼ見ていても飽きない代物です。
屋根もつけられたことですし、なおのこと大切に残ってほしい貴重な車両です。

ではここからは、ケーブルカーの代替として運行されている「奈良交通バス」に乗り込み、いよいよ「信貴生駒電鉄」が目指した、古くからの霊峰・信貴山へ向かうことにします。
先日の記事でも触れましたが、道路に転換されたケーブルカー廃線跡という、他に例を見ない異色の歴史を持つこの勾配を登って行きます。グーグル地図より。

次回に続きます。
今日はこんなところです。