開業100周年を迎えた「近鉄生駒線・旧東信貴鋼索線」を巡り信貴山へ その8 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年5月で開業から100周年を迎えた「近鉄生駒線・旧東信貴鋼索線」。



大阪・奈良府県境を成し、古くから霊峰として崇められていた「信貴山(しぎさん)」へ向かった鉄道網にまつわる歴史に触れるべく、現地を巡った訪問記をお送りしています。


くだんの「生駒線」を乗り通して「王寺駅(おうじえき、奈良県北葛城郡王寺町)」に到着。


ホームは、終着駅らしい「頭端式(とうたんしき)」です。こじんまりとした雰囲気。


構内には2線。
交互に列車がやって来るダイヤのようです。



簡素な車止めに、錆びたレールと木製の細い枕木。いいですね、雰囲気があります。



行き止まり線路の向こうにある改札を出ます。


屋根続きの構内右手には、JRの改札がありました。


グーグル地図より。先ほどまで乗り鉄して来た「近鉄生駒線()」の他にこの「王寺駅」には、JRを含めて4線が乗り入れています。


東西南北、すべての方角に鉄道網が巡らされているあたり、古くから交通の要衝です。
「生駒線」や「旧東信貴鋼索線」が開業するまでは、ここが信貴山への玄関口でした。


発着する4路線の中で最も重要な存在を果たしているのは「JR大和路線(関西本線)」。






頻発している「大和路快速」に乗ると、天王寺までは20分弱、JR難波へは「快速」で20分強。
さらに大阪駅へも直通で40分ほどで到達することが出来るということで、大変便利です。「JR難波駅(大阪市浪速区)」にて。2017年撮影。

そういえば「生駒線」から降りた乗客の殆どがこのJR改札へと連なって行きました。



さて、構内を観察してみますと…鉄道会社を超えたコラボレーション。ライバル関係でありながらこういったことというのは、なにかしら清々しいものがあります。



ところで、駅の乗り換え案内には「田原本線」の文字がありました。

ここからさらに西へ「西田原本駅(同磯城郡田原本町、しきぐん・たわらもとちょう)」に向かう、同じく近鉄の一路線なのですが…



改札前の案内を見ますと「田原本線 新王寺駅」とあります。あれ?同じ近鉄電車の乗り換え駅なのに、なんで駅名が違うのというのですが…


次回に続きます。

今日はこんなところです。