開業100周年を迎えた「近鉄生駒線・旧東信貴鋼索線」を巡り信貴山へ その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。




今年5月で開業から100周年を迎えた「近鉄生駒線・旧東信貴鋼索線」。


大阪・奈良府県境を成し、古くから霊峰として崇められていた「信貴山(しぎさん)」へ向かった鉄道網にまつわる歴史に触れるべく、現地を巡った訪問記をお送りしています。



ただいま「生駒駅(いこまえき、奈良県生駒市)」。
大阪から「奈良線」で到着したところです。


本題の「生駒線」ホームは、その「奈良線」や「Osaka Metro中央線」と相互乗り入れしている「けいはんな線」のそれからは、少し離れた南側にあります。
いつもは、通るたびに眺めるだけなのですが…


いったんコンコース階に出て、駅ナカのファミマの前を通り抜けた、5・6番線がそうです。



すでに「王寺ゆき」の列車が待っていました。
日中は15〜20分おきの運転と、便利です。
「生駒線」に乗り鉄するのは中学生以来、おそらく30年ぶりくらいかと記憶しています。


くだんの「近鉄生駒線」は、大阪・奈良間の大動脈「近鉄奈良線」と接続する「生駒駅」を起点に、生駒山地東側のふもとを南下、「王寺駅(おうじえき、奈良県北葛城郡王寺町)」へ至る、全長12.4kmの路線です。

線名にあるように、大阪・奈良府県境の「生駒山」と、それに連なる生駒山系の「信貴山(しぎさん)」のふもとを南北に走るものです。


記念に発売されていたクリアファイルより。
100年前、1922(大正11)年に開業した際には「信貴生駒電鉄(信貴電)」という会社で、昭和も半ばになった頃、近鉄に合併されました。この会社については、また後日項にて。


現在、民鉄では日本一の規模を誇る近鉄ですが、このように、実にさまざまな鉄道会社が合併を繰り返し、今日の巨大な鉄道網を構築したという歴史があります。



さて、少し離れた「生駒線」ホームで発車待ちの列車。先頭車両には、かわいらしいイラストのヘッドマークが取り付けられています。


実はこれ、開業100周年に当たり、地元の方々や団体、学校などから、記念ヘッドマークのイラストを公募したものだとのこと。



かわいらしいもの、夢のあるもの…と、応募作品を興味深く拝見しました。先取りして「王寺駅」にて。



それでは、いよいよ開業110周年を迎えた「生駒線」を乗り鉄することにします。

ちょっと隣の奈良線ホームに、特急列車がやって来ましたので、得した気分です。


次回に続きます。

今日はこんなところです。