2025年大阪・関西万博 開催に向かって〜その26 万博出展「民間パビリオン」の構想発表! | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。


連日に渡って、開幕まで3年を切った「2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)」にまつわる記事をお送りしています。




NHK大阪ローカル「ほっと関西」2022(令和4)年5月31日放送より。
万博に出展する「民間パビリオン」の発表会が都内で行われた、というもの。


先日からお送りしている記事で、少しずつ万博の姿形が浮かび上がって来ていることを実感するのですが、いよいよパビリオンの話しです。

協会会長さんの弁のように、さまざまな趣向を凝らした民間のそれは、過去の万国博覧会でも魅力的なものでした。



続いての資料映像で登場したのは…おお〜、半世紀前の「大阪万博(日本万国博覧会)」。


いや、すごい人出です。わたしはもちろん生まれていませんが、実体験したあらゆる人からいろんな話しを聞かされて育ちました。

しかしみなさん、話しは具体的なエピソードでなく「とにかくすごかったんや」からはじまるのですが(苦笑)


当時の科学技術の粋を集めたパビリオン群。
いまや当たり前の「ワイヤレステレホン」も、この万博ではじめてお目見えしたもの。



さらに、有名なものは「人間洗濯機」。
「サンヨー館」が出展したものですが、字幕にあるように、介護用入浴装置に応用されたのもよく知られているといいます。


他にも、現在では当たり前になった技術や製品も数多く展示されていたそうで、まさに万博の真骨頂「近未来」を遺憾なく発揮していたのだなと感心します。
夢のような万博に、一度は行ってみたかったですね。



時代は流れて、17年前の「愛・地球博(愛知万博)」。愛知県東部丘陵をメイン会場に開催された、日本では二度目の「万博」でした。

すでに社会人になっていましたので、こちらは幾度も通いましたが、もうそんなに経つとは。


自動運転が出来る乗り合いのバス、また「長久手・瀬戸」と分かれていた二会場を結ぶ「燃料電池バス」が実用化されるなど、こちらでは環境に配慮した技術が多数応用されていました。


愛知万博で実用化された「燃料電池バス」についてはこちらもどうぞ↑


さて、今回出展概要を発表したのは12の企業と団体だとのこと。




最初は、創業時から大阪に本社を置く「パナソニック」。子どもたちが主役のストーリー体験型仕立てのようです。博覧会では王道の設定ですね。


そして、話題を呼びそうなのが「バンダイナムコホールディングス」。



なんと、あの「ガンダム」で描かれる未来社会をテーマにしたものだとのこと。わたしはまったく門外漢ですが、これは楽しそうです。




さらに、大阪といえば「吉本興業」も…って、吉本のパビリオンと言っても、どんなものになるんか、これも見ものですね。


今回は、出展パビリオンの概要や構想についての発表で、具体的な内容はこれから詰めていくとのこと。



朝日大阪朝刊 2022(令和4)年5月31日付け 10面(経済面)より。
先ほども触れましたが、万博の魅力、醍醐味というと、やはりエンタメ性の高い「民間パビリオン」。おのずからいずれも期待が持てます。


万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」(Designing Future Society for Our Lives)。
同 2021(令和3)年10月2日付け 1面より。

楽しむのはもちろんですが、ただそれだけではなく、なにかしら課題を考え意識するきっかけになれば良いのかなと感じます。
この時代に、大規模な国際的イベントを行う意義というのも、昭和の昔とはまた違いますし…


少しずつですが、開催に向かって進みつつある万博。その過程も、引き続いて楽しみたいと思います。

今日はこんなところです。