PLAYBACK EXPO2005~「愛・地球博」見聞録~ その29 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんばんは。
前回からの続きです。
「愛・地球博」4度目の訪問、2005年5月10日の様子をお届けしています。
 
今日も、前回(4月25日)の訪問ですっかりハマってしまった瀬戸会場に向かいます。
 
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瀬戸会場への移動は「会場間燃料電池バス」を使いました。
 
このバス、前回にも乗車したのですが、一見普通のそれと相違ないように見えるのですが、エンジン音がとても静かでした。
 
「電池なので排ガスも出ず、短い時間の充電だけで走行可能」と、車内の案内ビデオで紹介されていました(ただし、一台あたり結構な値段がするそうですが)
 
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バスに揺られること20分ほどで、瀬戸会場に到着しました。
例によって「海上(かいしょ)広場」ではイベントやらワークショップが行われていたのですが、今日のお目当てはこの「瀬戸日本館」です。
 
事前予約制、もしくは当日に予約券をゲットしないと入れないという「劇場」で、かなり
個性的な「演劇」が演じられる、とのことで楽しみです。
 
さっそく観覧記です。
 ○瀬戸日本館(せとにほんかん)
 (初来館)05/05/10
   (形式)映像誘導観覧・実演誘導観覧・展示自由観覧
   (待ち時間)なし
 (また来たい度)☆☆☆☆☆
   (対象)万人
 (内容)☆☆☆☆☆
   (ハード面)☆☆
   (総合評価)☆☆☆☆
   瀬戸会場の一番奥まったところに存在するパビリオン。
  完全整理券・完全入替制であり、入場には海上広場入り口の詰め所で時間
  指定の整理券を確保する必要がある。
 
  入り口は広場を突っ切り、エスカレーターや階段を一番下まで下りた1F
  ある。後述するが隣接の瀬戸愛知県館の出口がすぐ横であり移動は横へ
  並ぶだけで済む。
 
  ゾーンは4つに分けられる。まず障子が張り巡らされた1Fのホール(立って
  観覧の形であるが)で「日本(和ともいえるか)」のイメージ映像を約7分ほど観覧
  する。「独楽、能面、花火…」やや冗長な気はするがメッセージ性は非常に強い
      と思う(特に外国人観光客には…)。
 
      終了後、2Fのシアターに向かうのだが、そのエスカレーターへの誘導が非常に
     まずいように思う。初回訪問時にはホール全体に広がっている観客にただ「押し
     合わないでください」「2列でお願いします」などというだけであったが、2回目の来
  場の際にはさすがに前後に列を分けていた
  (それでも押し合いへし合いなのだが…)
 
  2Fでは開幕前から話題が沸騰しているという「群読 叙事詩劇・一粒の種」の舞
  台公演のホールがある。
 
  公式ガイドには「…自然と共に育んできた知恵の言葉、祭礼の掛け声、童謡
  などを集めて台詞で表現する『群読』という手法で繰り広げられます。円形の
  劇場では言葉が、詩が、縦横無尽に飛び交い、映像が、照明が、それに協和
  する劇的空間を生み出します…」(公式ガイドブックP213「瀬戸日本館」より)
  とある。
 
  率直に言うと、実際のところこの文章や案内のリーフレットなどを読んだところ
  で内容を図り知れるものではない代物である(笑)何というか、個人的な感想と
  しては日本の伝統的なならわしとか習慣とか、幼いときの憧憬が琴線にふれる
  というか…何しか表現することは非常に難しい(笑)
  
  実際に見てみないと分からないのではないかと思う。
 
  しかし言えるのはこの「一粒の種」のようなエネルギーにあふれる催しは万博
  ではここでしか見られないというのと、通路側に座ろうものなら演じ手がすぐ
  そばをバタバタバタ~と風のように通り抜けていくところとか、私は観劇には
  全く造詣がないのだが、理解とかこれまでの常識を超えた観劇だという印象が
  強く残り、とても新鮮であった。
 
  ということで、劇団員の人々の苦労は並大抵ではなかったのではないか。
  
  練習風景の写真と参加メンバーの一覧がシアター外に掲示されている。
 
  後日談だが、配布整理券には赤字と青地のものがあり、手にした整理券の
  公演がそれぞれ「赤の組」「青の組」が演じているのだという。
 
  3Fはアートギャラリーとなっている。
  屋外の床一面の風ぐるまは、ちょうど風が吹いているときでもあり一斉に音
  立てて回りだし、とても美しかった。
 
コメントに悩むのですが、なんしか「日本の伝統芸能」とか「日本古来からある習慣」
とかをオリジナルで「歌」にしてみたり、「踊り」にしてみたり、と思って頂ければと思い
ます(それでも表現し切れん…)
 
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屋上の「アートギャラリー」の様子です。
 
「風車」を「海」に見立てたのか、おしゃれな灯台がありました。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。