大阪モノレール 延伸への道!その44〜東大阪市方面への延伸工事を定点観測 2022年5月編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



「大阪モノレール」ホームページより。

2029(令和11)年の完成を目指し、東大阪市方面への延伸工事が昨年からはじまった「大阪モノレール」。


現在、南端の終着となっている「門真市(かどましえき、大阪府門真市)」からさらに南へ。中河内の東大阪市内を南北に縦貫する形で「近鉄奈良線」と交わる地点の「仮称・瓜生堂駅(うりゅうどうえき)」まで、8.9kmを結ぶという事業計画です。

 


延伸されるモノレールが東大阪市域に入ったところ、なかんずく「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき)」周辺について、定点観測を加味しながらその変遷具合を取り上げるということをしています(北が下です)。


前回は1月の様子でした↑



5月に入った先日のこと。
先ほどの地図、印の場所にやって来ました。
ここからは、とたどってみます。


ここは、東大阪の北端に当たります。

手前は「府道大阪中央環状線(中環)」、奥の高架は「近畿自動車道(近畿道)」。それにはさまれた、長細い空間にモノレールの高架が建設されることになっています。



前回訪問時(1月)にはなかった、施工業者の事務所が設けられていました。
ただし、この日は休日。人影はありません。


ですが、その周辺を観察してみますと…



コンクリート製の、支柱らしきものがすでに出来上がっています。
ただし、発見出来たのはこの2つだけ。

 
先ほどの場所から、少し北へ移動します。
「大東市(だいとうし)」になりますが、大阪市鶴見区や門真市の市域が複雑に入り組む、府内でも珍しい交錯地になっています。


中環と近畿道はここで「府道8号線(阪奈道路)」を陸橋で跨ぐのですが、その地点にも施工業者の旗がはためいているので、おそらくはそちらでも工事が進められているようです。

壁が打ち立てられていて見えません(汗)高架の近畿道から見たらよく分かるのでしょうが。


市境周辺を南側から。


変わって、同じ場所から今年1月の様子。
この時にはクレーンが林立していたのですが、これらの姿がないということで、この区間の杭打ち工事はひとまず終了したようです。


そこから南へ少し歩いて「寺島ポンプ場前東」交差点に移動。ここで「JR学研都市線(片町線)」と、中環・近畿道は直交しています。


幅の広いこれらの道路、この間は中洲の様になっていて、その細長い付帯空間にモノレール高架が建設されることになります。



こちらには、特に動きは見られません。
奥に見える特徴のある建物は、花の卸売り市場「鶴見はなポートブロッサム」と「三井アウトレットパーク大阪鶴見」。

この至近にもモノレールに「仮称・門真南駅(同門真市)」が設置されることになっておりさらに「OsakaMetro長堀鶴見緑地線」がすでに乗り入れているので、接続駅になります。


ところで、前回の記事でも取り上げましたが、おらが街の「市政だより(令和4年5月1日号)」、中面に載っていた「今年度予算」の記事を見ていましたら…


市内各所で進む、モノレール事業にも本格的な予算がつきはじめたことが窺えます。
内容から用地買収に係る費用が主のようですが
その中に「鴻池新田駅前交通広場」の記載。



「仮称・鴻池新田駅」は、JRの高架をくぐったその南側に設置されることになっています(付近)。現段階では、草ぼうぼうでまったくの手づかずですが…「JR学研都市線」車中より。


イメージパースを見ますと、この「広場」は「ロータリー」に相当するようです()。
新駅の東側、JR高架の南側に当たります。


このあたりでしょうか。建築資材を取り扱う会社が入居しているのですが、ここが駅前広場になるようです。


JRの車中から見ますと、割と広い敷地のように感じるのですが、いざそうなると、だいぶ様相が違って来そうです。



少しずつではありますが、工事が進捗していることがよくわかりました。
形になるまではまだまだでしょうが、地元民のひとりとして、その変貌を引き続き、見届けたいと思います。

今日はこんなところです。