みなさんこんにちは。今日の話題です。
「大阪モノレール」ホームページより。
2029(令和11)年の完成を目指し、東大阪市方面への延伸工事が昨年からはじまった「大阪モノレール」。
現在、南端の終着となっている「門真市(かどましえき、大阪府門真市)」からさらに南へ。中河内の東大阪市内を南北に縦貫する形で「近鉄奈良線」と交わる地点の「仮称・瓜生堂駅(うりゅうどうえき)」まで、8.9kmを結ぶという事業計画です。
延伸されるモノレールが東大阪市域に入ったところ、なかんずく「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき)」周辺について、定点観測を加味しながらその変遷具合を取り上げるということをしています(北が下です)。
前回は1月の様子でした↑
5月に入った先日のこと。
先ほどの地図、★印の場所にやって来ました。
ここからは、↑とたどってみます。

ここは、東大阪の北端に当たります。
手前は「府道大阪中央環状線(中環)」、奥の高架は「近畿自動車道(近畿道)」。それにはさまれた、長細い空間にモノレールの高架が建設されることになっています。

前回訪問時(1月)にはなかった、施工業者の事務所が設けられていました。
ただし、この日は休日。人影はありません。

ですが、その周辺を観察してみますと…


コンクリート製の、支柱らしきものがすでに出来上がっています。
ただし、発見出来たのはこの2つだけ。

先ほどの場所から、少し北へ移動します。
「大東市(だいとうし)」になりますが、大阪市鶴見区や門真市の市域が複雑に入り組む、府内でも珍しい交錯地になっています。

中環と近畿道はここで「府道8号線(阪奈道路)」を陸橋で跨ぐのですが、その地点にも施工業者の旗がはためいているので、おそらくはそちらでも工事が進められているようです。
壁が打ち立てられていて見えません(汗)高架の近畿道から見たらよく分かるのでしょうが。

市境周辺を南側から。
変わって、同じ場所から今年1月の様子。
この時にはクレーンが林立していたのですが、これらの姿がないということで、この区間の杭打ち工事はひとまず終了したようです。

そこから南へ少し歩いて「寺島ポンプ場前東」交差点に移動。ここで「JR学研都市線(片町線)」と、中環・近畿道は直交しています。

このあたりでしょうか。建築資材を取り扱う会社が入居しているのですが、ここが駅前広場になるようです。
JRの車中から見ますと、割と広い敷地のように感じるのですが、いざそうなると、だいぶ様相が違って来そうです。
少しずつではありますが、工事が進捗していることがよくわかりました。
形になるまではまだまだでしょうが、地元民のひとりとして、その変貌を引き続き、見届けたいと思います。
今日はこんなところです。