大阪モノレール 延伸への道!その38〜東大阪市方面への延伸工事を定点観測 2021年12月編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

 
 
「大阪モノレール」ホームページより。
2029(令和11)年の完成を目指し、東大阪市方面への延伸工事が、いよいよ昨年からはじまっています。
 
 
現在、南端の終着となっている「門真市(かどましえき、大阪府門真市)」からさらに南へ。
中河内の東大阪を縦貫する形で「近鉄奈良線」と交わる地点の「仮称・瓜生堂駅(うりゅうどうえき)」まで、8.9kmを結ぶという事業計画です。
 
昨年9月に、この前回記事をお送りしました。
9kmにわたる延伸区間のうち、いちばん最初に着工がなされた、東大阪市北端の部分について実見したものですが、その後、徐々に工事が進捗して来ました。
 
 

延伸されるモノレールが東大阪市域に入ったところ、なかんずく「JR学研都市線」との連絡駅となる「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき)」周辺について、定点観測の意味も加味しながら取り上げたいと思います。出典①。

 
 
さて、地図中ではで囲った地点にやって参りました。左右に走る地上は「府道大阪環状線(中環)」、それに沿う高架は「近畿自動車道(近畿道)」。
 
直交しているのは「JR西日本 学研都市線(片町線)」です。この付近に、モノレール新駅が建設されることになっています。
 
 
 
車線が多いため、中州状になっている中環の上下線の間。ここには、建設基地が設けられているのですが…
 
 
前回(10月)にはなかった、プレハブの事務所が出来ていました。事業計画の類も準備されていて、いよいよという感じです。
 
 
そこから中環に沿ってさらに北へ向かいます。
徒歩ですと、だいたい2〜3分くらいです。
 
 
ここから南(画像奥)は「東大阪市」というところ。ただ、民家の類はいっさい見当たらず、府の上下水道基地拠点があるのみという、いささかさびしいところ。
 
 
モノレールの高架は、地上の中環と、高架の近畿道との間、府が所有しているスペースに建設されることになっています。
すでに慌ただしく、ユンボなどが見られます。
 
 
 
 
そんな中、巨大なクレーンと重機が登場!
 
 
 
見たところ、掘削機でしょうか。
まずは支柱を建てるので、ボーリング調査をしているものではないかと思われますが。
 
 
この光景で、一気に工事が本格化したんやな!と、わくわくさえします。
 
 
両道路と直交している「JR学研都市線」車内から、その現場を望む。高架支柱が十分に建造出来るスペースがあるという、位置関係がよくわかります。
 
ここも、工事開始までは放置され、雑草が伸び放題だったのですが…
 
 
この交差部分に、モノレール新駅が建設されることになっています。
イメージパースの右端に、ほんのわずかですがJRの高架が見えていますので、駅はJR線路を乗り越したところに建設される、ということかわかるのですが…
 
 
くだんの、新駅建設予定地はこんな様子(汗)
ここに手が入れられるのは、まだ先のようです。
 
 

わずかずつではありますが、ようやくにして姿形が目に見えるようになって来た延伸工事。

 

構想から50年あまり、おらが街に、モノレールがやって来るのだということを、改めて感じさせられる、実に感慨深い光景でした。

 

 

あと7年、長いか短いか。長いですね(笑)

 

沿線のさらなる変貌を楽しみにしながら、地元民の一人として観察して行きたいと思います。

万博記念公園(同吹田市)にて。

 

今日はこんなところです。