みなさんこんにちは。今日の話題です。
大阪市の郊外部を、外郭状に結ぶ「大阪モノレール」。本線は「大阪空港(大阪府池田市)〜門真市間(同門真市)」間の21.2kmに及ぶ、日本最大規模の路線です。万博記念公園にて。
現在、府内の北摂(ほくせつ)・北河内(きたかわち)地域の各都市を結節しているものを、さらに南の中河内(なかがわち)地域まで延伸させる、という計画が進められています。出典①。
現在、路線の終端となっている「門真市駅」から少し南には、折り返し線路の他にも、延伸時には本線として使用するレールがその両端に敷設されるなど、すでに準備がなされています。
1997(平成9)年に、京阪電車と接続する門真市まで延伸されてから20年あまり、長年にわたり、南北方向の公共交通機関が貧弱と言われる東部大阪にも、ついにモノレールがやって来ることが決まりました。
延伸計画は、その「門真市駅」から南下するものです。
区間の大部分は、府内中河内地域を構成するひとつ、おらが街・東大阪を南北に縦貫し、市の中央部に当たる「瓜生堂駅(うりゅうどうえき、仮称)」まで路線は8.9km延伸され、直交する「近鉄奈良線」ともども、新駅が設置されることと相成りました。出典同。
地元民としては、浮かんでは消え、消えては浮かんで…を繰り返すこと約半世紀、親の代から語り継がれて来た?待望のモノレール構想。
事業計画が承認されたのに続き、先日になり、ついに、その本体工事がはじまりました。
そういったことで今日からは、いよいよおらが街ではじまった、モノレール工事の様子を少しばかりお送りしたいと思います。宜しければお付き合いください。
グーグル地図より。
ちなみに、広域地図ではここに当たります。
先ほどの地図↓の地点にやって参りました。
ここから南が「東大阪市」です。
ところで、奥にはなんとも特徴のある塔屋が目に留まります。「鶴見はなぽーとブロッサム」と呼ばれる、花の卸売り市場です。
併設して「三井アウトレットパーク大阪鶴見」もあり、人気を博しています。
こちらにも、新駅「門真南駅(仮称)」が設置されて「OsakaMetro長堀鶴見緑地線」と接続することになっています。
確かに「大阪モノレールの延伸」「モノレールの支柱建設工事」と記されています!
先ほども触れましたが、年端も行かぬ頃から、親世代から事あるごとに、ある時は伝承が如くに語られて来た、あのモノレール計画がついにです。大げさですが、胸が熱くなります(泣)
それはさておき、この空間には、府の河川管理施設があります。モノレールの建設・運営主体も府ですから、いちばん厄介であろう土地買収の手間は、ここではなさそうです。
(出典①「大阪府ホームページ」「モノレール建設事務所・事業一覧→モノレールの仕事」)
(出典② 同「概要→都市計画の概要→東大阪市域PDFファイル」)
次回に続きます。
今日はこんなところです。