大阪モノレール 延伸への道!その33〜遂に始まった東大阪市方面への延伸工事!2021年9月 前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

 
 

大阪市の郊外部を、外郭状に結ぶ「大阪モノレール」。本線は「大阪空港(大阪府池田市)〜門真市間(同門真市)」間の21.2kmに及ぶ、日本最大規模の路線です。万博記念公園にて。

 

 
現在、府内の北摂(ほくせつ)・北河内(きたかわち)地域の各都市を結節しているものを、さらに南の中河内(なかがわち)地域まで延伸させる、という計画が進められています。出典①。
 
 
現在、路線の終端となっている「門真市駅」から少し南には、折り返し線路の他にも、延伸時には本線として使用するレールがその両端に敷設されるなど、すでに準備がなされています。 
  
 
 
1997(平成9)年に、京阪電車と接続する門真市まで延伸されてから20年あまり、長年にわたり、南北方向の公共交通機関が貧弱と言われる東部大阪にも、ついにモノレールがやって来ることが決まりました。
 
 
延伸計画は、その「門真市駅」から南下するものです。
 
区間の大部分は、府内中河内地域を構成するひとつ、おらが街・東大阪を南北に縦貫し、市の中央部に当たる「瓜生堂駅(うりゅうどうえき、仮称)」まで路線は8.9km延伸され、直交する「近鉄奈良線」ともども、新駅が設置されることと相成りました。出典同。 
 
 
地元民としては、浮かんでは消え、消えては浮かんで…を繰り返すこと約半世紀、親の代から語り継がれて来た?待望のモノレール構想。
事業計画が承認されたのに続き、先日になり、ついに、その本体工事がはじまりました。
 
 
そういったことで今日からは、いよいよおらが街ではじまった、モノレール工事の様子を少しばかりお送りしたいと思います。宜しければお付き合いください。
 
 
今回様子を見て来たのは、モノレールがまさに東大阪市域に入るあたり()。出典②。
 
 
グーグル地図より。
ちなみに、広域地図ではここに当たります。
 
 
先ほどの地図の地点にやって参りました。
ここから南が「東大阪市」です。
 

 
計画では、目の前にある「府道大阪中央環状線(中環)」と、奥の高架道路「近畿自動車道(近畿道)」との間に設けられている、草生した空間に、モノレール線路が高架で建設されることになっています。
 
  
反対側(北側)を望む。
ここから北側は、大東市・大阪市鶴見区・門真市が複雑に入り組む、府内でも有数の交錯地です。数十メートル進むごとに所在地が変わるという、地理的には興味深いところです。
 
ちなみに、大東市と鶴見区はモノレールは通過するものの、駅は設けられないことになっています。
 
 

ところで、奥にはなんとも特徴のある塔屋が目に留まります。「鶴見はなぽーとブロッサム」と呼ばれる、花の卸売り市場です。

併設して「三井アウトレットパーク大阪鶴見」もあり、人気を博しています。

 

こちらにも、新駅「門真南駅(仮称)」が設置されて「OsakaMetro長堀鶴見緑地線」と接続することになっています。 

 

 
本題に戻りまして…その、中環と近畿道の間の空間にはバリゲードが出来ていました。
 
 
 
 
 

確かに「大阪モノレールの延伸」「モノレールの支柱建設工事」と記されています! 

 

先ほども触れましたが、年端も行かぬ頃から、親世代から事あるごとに、ある時は伝承が如くに語られて来た、あのモノレール計画がついにです。大げさですが、胸が熱くなります(泣)

 

 
 
   
それはさておき、この空間には、府の河川管理施設があります。モノレールの建設・運営主体も府ですから、いちばん厄介であろう土地買収の手間は、ここではなさそうです。
 

(出典①「大阪府ホームページ」「モノレール建設事務所・事業一覧→モノレールの仕事」)

(出典② 同「概要→都市計画の概要→東大阪市域PDFファイル」)

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。