梅田スカイビルから眺めるうめきた2期地区 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

 
先日のこと。所用で梅田に赴いて来ました。
ここは「JR大阪駅」の北側。「梅田の北」にあるので「うめきた」と呼ばれるところです。
 
 

ここ数年で高層ビルが次々と建設され、すっかり様相が変わってしまいました。

わたしも久びさにやって来ましたので、さながら浦島太郎状態(汗)

 

 
目指すのは、奥に見える「梅田スカイビル」。こちらは1993(平成5)年春と、その中でも古くからオープンしている施設。周りに高いビルが隣接していないのでとても目立ちます。
 
 
ここからの眺め、実に素晴らしいものでした!
みなさんにも、ぜひご覧頂きたいのですが…
 
 
先ほど通って来た地上では、大規模な再開発工事が進行中です。
 
 
グーグル地図より。北が下に逆さまです。
 
 
さらに拡大。
2013(平成25)年までここには広大な「梅田貨物駅」があったものの、吹田(すいた、大阪府吹田市)や百済(くだら、大阪市平野区)の貨物ターミナルに機能を移転させた後に閉鎖、遊休地になっていました。
 
 
線路の向こうには、マルビルやヒルトンなどが立ち並ぶ、高層ビル群。
 
大阪駅、梅田駅に隣接していることから「大阪市内中心部最後の一等地」と言われるほど、地の利は抜群なのですが、ようやくにして、こちらの整備がはじめられるに至っています。
 
 
奥の「JR大阪駅」を眺めていますと、やはり規模の大きな駅なのだなと感じます。 
環状線からは、ちょうど「関空・紀州路快速」が発車するところでした。
 
 
手前を通っているのは「梅田貨物線」です。
 
 
実はこの貨物線、京都・新大阪から関西空港・和歌山・南紀方面を結ぶ「はるか」や「くろしお」が経由している重要な連絡線です()。
 
配線の都合上、これらの列車は大阪駅を通れないので、この貨物線を経由することで、直通運転を行うことが可能になっています。出典①。
 
 
 
その貨物線を地下化し、現在は素通りしている「うめきた」に新駅を建設する、という工事も同時に進行しています。
こちらは、来年度完成予定だとのこと。
 
将来的には、こちらも昨秋に建設が開始されたばかりの「なにわ筋線」と直結し、関西空港へのあらたなアクセス路線になる計画、とされていますが、地下に出来る「大阪駅」から「はるか」や「くろしお」に乗れるようになりますので、これは朗報です。
 
 
 
その、貨物線を北方向にたどって行きます。
阪急電車と新御堂筋をくぐり、この先は「JR京都線」と並行。ともに淀川を渡り「新大阪駅」へ至っています。まさに地図通りです(笑)
 
 
万博もまもなくということもあり、市内の交通網整備、再開発の最前線に位置づけられている「うめきた」地区。
なんだか、未来が一気にやって来ているかのようなスカイビルからの、ひとときでした。
 
(出典①「JTB時刻表 2021年3月号」JTBパブリッシング)

今日はこんなところです。