みなさんこんにちは。今日の話題です。

朝日大阪朝刊 2022(令和4)年4月29日付け 28面(社会面)より。

3年後に開催が迫る「2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)」。
先般の公式キャラクター決定に続き、その愛称の募集がはじまりました。

決定においては、報道では「物議を醸した」と正直に?報じられていた、このキャラクター。
しかし白黒ですと、どのようなものかよくわかりませんので、あらためて博覧会のホームページを覗いて来ました。
そう、これでした。
公式ロゴマークをそのまま、否、うまく流用した擬人像です。正直まだ見慣れません(苦笑)


名前は、ひらがな・カタカナのみ。
さらに、そのように名付けたコンセプトを付記して、というものです。

審査は、ロゴマークやキャラクターと同様に選考委員会の選を経るとのことですが、挙げられている「審査観点」という五項目に、つい目が行ってしまいます。
特に最後の「意味」、これが実はいちばん大事な点であろうかと捉えたのですが、それを名前に込めるのはなかなか難しいなと感じます。

ところで、この公式キャラクターにまつわる解説をあらためて読んでいましたら「定まった形はない」という趣旨のことを、作者の方が繰り返し述べられているのに気づきます。
そういえば、博覧会協会ホームページのバナーにも、このようなデザインがあらたに登場しているのに気づきました。これは紛れもなく、ロゴマークとキャラクターの変化した姿。
趣旨は異なるのかも知れませんが、なるほど、こうして見ると、あの擬人像とはまったく違うもののようにも感じます。

ひょっとしますと、これが「多様性(ダイバーシティ)」の現れなのかも知れません。
型にはめるのではなく、それぞれ、さまざまな考え方があってよい、それを尊重することが大事なこと。

そして、見たくれだけに囚われぬように…ということなのでしょうか(失礼!)
勝手な解釈ですが、そういった考え方は大事なことではないかと、ふと考えさせられます。
果たして、どのような名前が付けられるのか…
今日はこんなところです。