春の嵐に揺れるネモフィラを愛でに舞洲へ 後編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。




大阪ベイエリアの人工島「舞洲(まいしま)」で行われている「ネモフィラ祭り」を家族で訪問した際の様子をお送りしています。


しかし、咲き乱れるネモフィラの、これほどまでに目に優しい、青のグラデーション。
別世界に居るようで、本当に癒やされます。


前回の記事でも触れましたが、会場の「シーサイドパーク」はその名の通り海辺の公園です。



高台に登りますと、ネモフィラと大阪湾を借景にしての景色というのが、実に雄大なものでした。地理好きとしてはたまりません(笑)



果たして、どのような景色を見られるのか。
そして、どこいらあたりまで見えるのか。遮るものがない海上ですから、大変気になります。

ここからは、ネモフィラそっちのけでグーグル地図と見比べながら、項を進めることにいたします。


さて、まずは会場の北方向。奥には六甲の山々が青々と。対岸も、海辺らしい景色です。


このあたり、府県境を越えた尼崎、西宮の臨海地域のようです。驚いたのは、そこに「武庫川団地前駅(兵庫県西宮市)」が近いこと。



「武庫川団地前駅」が終着駅なのは「阪神電車 武庫川線(むこがわせん)」。
本線と接続する「武庫川駅(同)」を起点に、わずか3kmほどの短い路線です。

行き交う電車は2両編成で、ベージュに赤を基調にしたこの「赤胴車」が、最後まで残った路線でもありました。2018(平成30)年8月撮影。


乗り鉄したのは4年前の夏のことでしたが、そういえばこの駅前のロータリーで、全身タテジマの「タイガースキャブ」なるものに遭遇したのを思い出しました。

甲子園の地元ならではやなあと感じたのですが、今年は…なんとか、ここいらで踏みとどまって貰いたいものです。阪神ファンではないのですが(汗)


そして会場の北西端からは、大阪湾沿いに広がる、さらに大迫力の光景が広がっていました。
一面の大海原、というのはまさにこれですね。


スマホカメラでの撮影なのですが…
これほどはっきりと、対岸の風景が見られるとは更にびっくりします。


この角度からですと「六甲アイランド(神戸市東灘区)」です。
あちらも人工島ですが、外資系企業の日本本社の本社であったり、中心部にはホテルやマンションなどの高層建築が立ち並ぶ海上都市です。

だいだい、直線距離で20kmくらいでしょうか。


さらに西へと遠景すると、ふたつの陸地に架かる橋。これはもしかして…



「明石海峡大橋」です!
言わずと知れた「淡路島」(左側)と、対岸の「神戸・舞子」(右側)をつなぐものですが、ここからは4、50kmは離れていますのに!


さまざまな意味でこれには感動しました(涙)

海上で遮るものがないとはいえ、まさかそのようなところまで視認出来るとは。さらに…


「明石海峡大橋」を境に、左側の「淡路島」の端から端、島東側の全景すら俯瞰出来ました。


地図上では、このような感じでしょうか。
もうこうなりますと、阪神間の眺めがどうこうという以上の、大阪湾が遍く見える感動です。

あの大きな淡路島が手に取るようにやで、左端は紀淡海峡なんやで、こんなん見たことあらへん、これはすごいもんを見とるんやで!…などと、同行のヨメハンや長女(今春から念願のJKになりました)に、熱意を込めて切々と説明するのですが…反応はお察しの通りで(苦笑)


ダイナミックな眺めを目にするにつけ、そこから見える地形や場所が視認出来れば、地図というものはまったく実際の光景通りなのだということに、すごいなあといつも感心します。
当たり前といえば、当たり前なのですが…

次回に続きます。
今日はこんなところです。