みなさんこんにちは。前回からの続きです。
最終回に向け、ストーリーが劇的に進むNHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。
ドラマの舞台「東映太秦映画村(京都市右京区)」で行われている、その「カムカムエヴリバディ」にまつわる「映画村めぐり」なるイベント、先日の訪問記をお送りしています。
いよいよ「映画村」にやって来ました。
本館を抜けますと、そこには江戸、明治の古い街並み。まるで、別世界です。
特筆すべきなのは、ここは単なる観光施設ではなく、これらの建物が実際に映画や時代劇の撮影に使用されている「オープンセット」だということ。いまさらながら驚きます。
あたかも、江戸時代の街に迷い込んだようで…
当時の生活というのは、このようなものだったのかと、実に興味深いものがあります。
さて、半年に及んだ三世代の、紡がれて来たドラマの足跡を辿る前に、ぜひ立ち寄りたかったのが、敷地内にある「こま屋」さんでした。
おお〜行列がすでに出来ています。
やはり、みなさん目当てなんですね。

こちらで販売されているのは「映画村回転焼き(@300円)」。劇中で度々登場する、二代目ヒロイン・るい(深津絵里さん)が営む回転焼き屋「大月」の、名物回転焼きを再現したものだとのこと(個数限定での販売)。
劇中で大きな役割を果たしている「あんこのおまじない」。
岡山編で御菓子司「たちばな」を開業した、るいの曾祖父「橘杵太郎(大和田伸也さん)」から祖父「橘金太(甲本雅裕さん)」、そして母・安子を経てるいへ、おいしいあんこを拵えるための「おまじない」はつながっています。
さらに、るいと一緒にあんこ作りをするようになったひなたによって、この「おまじない」と「たちばな」のあんこは伝承されて行きます。第104回(3月29日)放送より。
ちなみにこちらの回転焼きのあんこは、劇中で実際に「和菓子指導」をされている、和菓子店主・中西さんの手によるものだとのこと。
ですので、余計に食べたかったものでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。