みなさんこんにちは。前回からの続きです。

25日に発売された、時刻表3月号。
春のダイヤ改正の概要がわかる、この号について気になる点をあれこれと取り上げています。

それと併せて、最寄り駅で配布されていたJR西の、ダイヤ改正に関する案内リーフレットからも引用し、項を進めて参ります。

さて、ここからはわたしにとって身近な、関西圏のJR線についての変更点を探ってみます。
前回の記事でも触れましたが、2年以上にも及ぶコロナ禍の影響が、いよいよ「旅客需要減による列車本数の削減」という現実になろうとしています。これはJR西のみならず、全国的な動きであるのは言うまでもありません。

その最たるものは「琵琶湖線(東海道本線)草津〜米原間」の日中、新快速の列車本数半減(30分間隔→1時間間隔)でしょうか。
「新快速」は京阪神間を高速で結ぶ、JR西日本の看板列車です。新大阪にて。
運行区間は京阪神を超えて、西は姫路・相生・播州赤穂、東へは福井・滋賀方面にも至るものですが、京都や大阪への通勤・通学圏になっており、沿線人口も年々増加している、草津以東のこの区間でさえも、削減対象になるとは。
この区間では各駅停車になる快速列車の本数は30分間隔のまま据え置かれるので、これで代替するということになるのでしょうが、大幹線の減便だとは、予想以上に衝撃的なことです。

さらに、その草津から分岐する「草津線」の北半分区間(草津〜貴生川間)や…

また「嵯峨野線(山陰本線)亀岡〜園部間」に至っても、30分間隔から1時間間隔へ減便。
嵯峨野線は特急がありますが、各駅停車としては、実本数自体が半減してしまいます。
その他、それら区間より利用客の多いであろう京都・神戸近郊の列車本数も半減になるなど、
コロナ禍というのは、図り知れぬほど旅客需要を低下させたのかと、驚くばかりです。
その減便体制の中、わたしの地元路線のひとつである「学研都市線(片町線)」も例に漏れず
対象になっていました。
「地元路線の減便」というので、大変気になるところですが、その概要を少し探ってみることにしたいと思います。鴫野にて。
次回に続きます。
今日はこんなところです。