みなさんこんにちは。前回からの続きです。
今月4日の運転を以て、ついに全車両が引退した「日本初の多扉車(たとびらしゃ)」こと「京阪電車5000系」。
完全引退を前にした先月の28日、最後に残った第1編成(7両編成)を用いた、団体臨時列車が運行されました。幸いにも、この臨時列車に乗車出来た際の様子をお送りしています。

ただいま「淀駅(京都市伏見区)」、待避線の1番線に停車中。
トイレを兼ねた休憩中ですが、駅撮りのためにみなさん車外へ。がらんとした車内が、まるで別世界のようでした。13時26分に再度発車。

ではここからは…ギャラリー風にご覧ください。
コロナ禍という中で、このように、貴重な体験をすることが出来る、大変魅力的なツアーを催行してくださった、京阪電車関係者の方々には感謝しきりです。
楽しませて頂き、ありがとうございました。
特急列車のように目立たない存在だったのでしょうが、半世紀以上にわたって、ひたすら激しい朝ラッシュ輸送の先頭に立って来たことは、多大な活躍に相違ありません。
その功績は「まさに主役そのもの」だったのではないかと、小さい頃から実際に、数え切れないほどこの車系に見たり乗ったりした自分としては、そのように感じるところです。
そして、ラッシュ時間帯以外では、天井に収納していた座席を降下させ、他の車両と同じ座席数にするという仕組みも、昔から利用客に優しい京阪電車ならではのアイディアで、サービス精神の現れだったとも感じます。中之島にて。
長い間、本当にお疲れさまでした。
お世話になり、ありがとうございました。
今日はこんなところです。