みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日、9日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で行われていた「鉄道模型フェスティバル2021」を訪問した際の様子をお送りしています。
2年振りの開催、楽しみにしていました。

まずは、鉄道模型各社の商品がずらり並ぶディスプレイを、順番に拝見しています。
こちらは「グリーンマックス」ですが…

お!近鉄特急です。
「12200系」という車系で、昭和40年代にデビューした際には、車内に軽食を提供出来る設備を設けていたことから「スナックカー」という愛称で親しまれていました。
ただ、定期運行からはすでに外れており、今月の臨時列車での運行を以て、完全に引退することが決定していました(大阪府への緊急事態宣言発出に伴い延期)。近鉄ホームページより。
そしてこの引退で、オレンジ・紺色のツートンカラーという、長年親しまれた近鉄特急カラーリングの車両がすべて姿を消す、ということにもなりました。さびしくもあります。

ということで、手元にあった「スナックカー」の写真を探してみました。
お見苦しいものばかりで、恐縮ですが…
わたしが撮影した最初の「スナックカー」はこれ。行先表示はプラ板、「特急」のシンボルマークが貫通扉に掲げられていたりと、現在とは多少顔つきが異なります。
1991(平成3)年8月、近鉄名古屋にて。

この頃には、その行先表示も幕式に変更されて
見慣れた顔になりました。
1992(平成4)年3月22日、近鉄名古屋にて。
「賢島ゆき」と表示されている「スナックカー」の先頭2両をよくよく観察してみますと…
車体幅が大きい、別形式の車両が連結されているのがわかります。この「スナックカー」は「汎用特急車」と呼ばれていて、他形式の特急車両とも併結が可能でした。
都合、最小は2両編成単位で、需要に応じてこれを組み換えたり、他形式と併結することで、最大10両編成を組むことが出来ました。
これが最大の特徴で、なおかつセールスポイントだったようです。
すでに姿を消しているものも見つけました。
「11400系」という車系ですが、この頃には、沿線の主要駅へこまめに停車するパターンの特急に充当されることが主だったようです。
新型車両がすでに導入されていて、しばらく後には置き換えられてしまいました。
実はこの時、運良く指定が取れまして!
大興奮で、名古屋から帰阪したのをよく覚えています。鶴橋にて。
話しが逸れましたが、長年に渡って見慣れた思い出のカラーリングと「スナックカー」です。
もうすぐ見納めになりますが、模型でしたら、
さまざまな思い出も手元に残せますね、ときれいにまとめてみました(笑)
次回に続きます。
今日はこんなところです。