阪急うめだ本店「鉄道模型フェスティバル2021」に行って来た〜その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



先日、9日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で行われていた「鉄道模型フェスティバル2021」を訪問した際の様子をお送りしています。
2年振りの開催、楽しみにしていました。


まずは、鉄道模型各社の商品がずらり並ぶディスプレイを、順番に拝見しています。
こちらは「グリーンマックス」ですが…


お!近鉄特急です。
「12200系」という車系で、昭和40年代にデビューした際には、車内に軽食を提供出来る設備を設けていたことから「スナックカー」という愛称で親しまれていました。


ただ、定期運行からはすでに外れており、今月の臨時列車での運行を以て、完全に引退することが決定していました(大阪府への緊急事態宣言発出に伴い延期)。近鉄ホームページより。

そしてこの引退で、オレンジ・紺色のツートンカラーという、長年親しまれた近鉄特急カラーリングの車両がすべて姿を消す、ということにもなりました。さびしくもあります。


ということで、手元にあった「スナックカー」の写真を探してみました。
お見苦しいものばかりで、恐縮ですが…

わたしが撮影した最初の「スナックカー」はこれ。行先表示はプラ板、「特急」のシンボルマークが貫通扉に掲げられていたりと、現在とは多少顔つきが異なります。
1991(平成3)年8月、近鉄名古屋にて。


この頃には、その行先表示も幕式に変更されて
見慣れた顔になりました。
1992(平成4)年3月22日、近鉄名古屋にて。


続いては「鶴橋駅(大阪市生野区)」。
この駅ホームの奈良・伊勢・名古屋方は、行き交う列車の撮影には持って来いでした。


「賢島ゆき」と表示されている「スナックカー」の先頭2両をよくよく観察してみますと…
車体幅が大きい、別形式の車両が連結されているのがわかります。この「スナックカー」は「汎用特急車」と呼ばれていて、他形式の特急車両とも併結が可能でした。

都合、最小は2両編成単位で、需要に応じてこれを組み換えたり、他形式と併結することで、最大10両編成を組むことが出来ました。
これが最大の特徴で、なおかつセールスポイントだったようです。


ところで、同時期に撮影していた近鉄特急と言いますと…こちらは「二階建てビスタカー」。後年には大規模にリニューアルされ、現在でも人気を博しています。



すでに姿を消しているものも見つけました。

「11400系」という車系ですが、この頃には、沿線の主要駅へこまめに停車するパターンの特急に充当されることが主だったようです。
新型車両がすでに導入されていて、しばらく後には置き換えられてしまいました。


そして、この時代の看板列車というと、やはりこの「アーバンライナー」。
これまでの近鉄特急のイメージを覆したデザイン、豪華な設備は大変な人気で、なかなか予約も取れませんでした。



いまでは、この「しまかぜ」や「ひのとり」に肩を並べるくらいの人気だったでしょうか。


実はこの時、運良く指定が取れまして!
大興奮で、名古屋から帰阪したのをよく覚えています。鶴橋にて。


話しが逸れましたが、長年に渡って見慣れた思い出のカラーリングと「スナックカー」です。
もうすぐ見納めになりますが、模型でしたら、
さまざまな思い出も手元に残せますね、ときれいにまとめてみました(笑)

次回に続きます。
今日はこんなところです。