京阪電車 史上初の大減便ダイヤ改正を9月25日に実施〜前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

 
昨晩、9時前のNHK大阪ローカルニュース「関西NEWS845」より。
 
京阪電車が終電の繰り上げを含む、列車減便を軸にしたダイヤ改正を9月25日に実施する…というニュースがありました。
  
 
 
上り京都方面、下り大阪方面ともに、現在暫定的に運休している終電を正式に廃止する形で、それらを繰り上げ。
 
 
「宇治線」や「交野線(かたのせん)」といった支線も、同様の措置が講じられるとのこと。
 
 
冒頭でも触れましたが、一連のコロナ禍を受けての利用客減少を受けた、現状に即した形での減便ダイヤ改正となるようです。
 
本来であれば、列車本数を厚くする平日夕方の帰宅ラッシュ時間帯においても減便をするということが、苦しい現状を如実に語っているようです。かつてこれまでにはない、守勢のダイヤ改正のように感じます。
 
 
 
ところで「京阪電車の減便ダイヤ」といいますと…
関西3府県に三度目の緊急事態宣言が発出されていた今年4月下旬から6月下旬にかけての土休祝日、列車本数を全体の3割ほど減らした「臨時ダイヤ」が組成されていました。
 
 
具体的には、日中に運転されている「特急・準急・普通」を、平常時の10分間隔(1時間当たり6本)から20分間隔(同3本)に減便。
 
 
 
利用の多い大阪方では、本来、京阪間を直通する準急のうち半分の3本を、途中の「枚方市駅(ひらかたしえき、大阪府枚方市)」で折り返しにする設定。淀屋橋にて。
 
 
特急も、京阪自慢の座席指定車両「プレミアムカー」や「二階建てダブルデッカー」を組み込んだ特急専用車両をすべて運休にし、通勤型車両で代走させるという、これまで見たことも、想像すらもしなかったダイヤが組まれました。枚方市にて。
 
この「臨時ダイヤ」についてはこちらもどうぞ↓
 
一連のコロナ禍で京阪電車は、1日の利用客数が3割も減少したのだとのこと。
 
京阪グループは近年、持ち株会社に移行しているとはいえ、関西大手5私鉄のうちでも、本業の鉄道輸送の事業割合が比較的高い会社に当たるように思えますので、もろに影響を受けたのかも知れません。
 
 
 
長い目で見て、需要が徐々にでも回復して行けばよいのですが…現状に即したもの、ということであれば、仕方がないことだと思えます。
 

 

公式サイトにも、そのプレスリリースが掲載されていました。

詳細は後日、あらためて発表されるということですが、おそらくは春先からの「臨時ダイヤ」を受けてであろうこの「減便ダイヤ」について、少し探ってみることにしたいと思います。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。