京阪電車が緊急事態宣言下の前例なき臨時ダイヤを設定 中編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



朝日大阪朝刊 2021(令和3)年4月29日付け 29面(社会面)より。

25日から関西3府県に発出されている、実に三度目の緊急事態宣言ですが、変異株による猛威は果たしてこれで抑え込めるのかという、地元民としては不安の毎日が続いています。



ここからは、京都在住の知人(通勤で京阪ユーザー)からの協力を得て、沿線の様子をお送りします。「三条駅(京都市東山区)」にて。


彼いわく「駅案内所の様子がいつもと違う!」とのことなのですが…



本来であれば、全国各地から多数の観光客が押し寄せる京都市内。想像もつかぬ閑散具合であると申していました。


京阪電車公式サイトより。

前回の記事でも触れたのですが、緊急事態宣言の発出を受けて一昨日(5月1日)より、京阪電車ではおそらく史上初と思われる、列車の大規模な減便を前提とした「臨時ダイヤ」なるものが、期間中の土日祝に組成されることが発表されました。

当座は、宣言期間終了の今月11日までなのですが…そうならぬような気がしてなりません。
では、駅掲出の案内や、公式サイトから、その概要を少し探ってみたいと思います。



まず「プレミアムサービスの中止」。

今年2月、新造された車両の投入で、終日にわたり殆どすべての特急列車に連結されることとなった、座席指定車両「プレミアムカー」を用いたサービスのことです。


そういったことで、くだんの「臨時ダイヤ」運用時には「プレミアムカー」を連結した、特急専用列車はすべて運休。



普段は特急列車としてやって来る、青い「3000系」とダブルデッカーを連結する「8000系」はこの「臨時ダイヤ」期間中、まったく走らないという、前代未聞の状況になっています。



上り、大阪方面へ向かう列車から「寝屋川車両基地(大阪府寝屋川市)」の様子。
それら、特急専用車両がずらりと留め置かれているという、見たことのない光景です。



都合、この「臨時ダイヤ」での特急列車の多くは、8連の通勤型車両が充当されています。
「淀屋橋駅(大阪市中央区)」にて。


そして、最終列車(上り京都方面2列車・下り大阪方面1列車)の運休。終電の繰り上げです。


次回に続きます。
今日はこんなところです。