「花の万博」30周年記念メモリアル展に「咲くやこの花館」を訪れて〜その16 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


大阪・鶴見緑地(大阪市鶴見区・守口市)の「咲くやこの花館」館内で行われている「国際花と緑の博覧会(花の万博)」30周年のメモリアル展示を拝見しているというところです。

 
 
大阪日日新聞電子版 2020(令和2)年12月9日付け 19面(地域総合面)より。
いま、訪れているメモリアル展示の概要が載っていたのですが、実は今回の機会に初公開されるものがあるということで、楽しみにしていたのですが…


 
それがこちら!前回も取り上げました、公式キャラクター「花ずきんちゃん」のプロトタイプ模型なるものでした。 
キャラクターは一般公募で選ばれたのですが、
着ぐるみの作成や商品化を行うために、立体化させたものです。
 
 
これを足元から。
意外にも?すっきりとした体型です。失礼! 
 
 
解説にもありますが、立体化リライトさせたのはあの故・手塚治虫氏だとのこと。亡くなられる直前のことだったと言いますが、氏が関わって居られたとはまったく知りませんでした。
貴重な作品です。
 
 
 
その奥には、公式ポスターが並んでいます。

 
おっ、これははじめて見るものです。
リトグラフと言いますから、手の込んだ高級なものですね。500部のみの制作だとのこと。

 
公式ポスターの第1号、1987(昭和62)年6月に作成されたもの。
実質、世に出た最初のものです。


余談ですが、入場券は翌年の1988(昭和63)年10月から先行して発売が開始されたので、有効期限の表記が「昭和65年」となっているものも存在していました。

「国際花と緑の博覧会 公式記録 EXPO'90 Official Rerort」(財団法人 国際花と緑の博覧会協会 1991年10月発行)P446より。

 
これは第3号、開催前年の1989(平成元)年9月発表。半年先に開幕するという時期でしたからおそらくは、準備工事も進捗していた頃でしょう。かつてはのどかな緑地公園も、一気に変貌を遂げつつあるという、過渡期でした。


公式ガイドブック、マップの類も徐々に発売がはじまり、連日、楽しみに眺めていたことを思い出します。出典同。

次回に続きます。
今日はこんなところです。