みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「寺社仏閣と御朱印を巡る」と題して、その第3回目をお送りしています。
今回お参りしているのは、京都市伏見区の「御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)」です。
さて、本殿をくぐり、拝殿へと向かおうとするのですが…ここから先へは進めずでした。
前回の記事でも少し触れましたが、七五三シーズンということで、お参りに来られた方々のご祈祷を拝殿前で行っているのだとのこと。
小さいお子さんが嬉々として走り回っている姿を見ますと、同じような年頃の娘を持つ者としては微笑ましく感じます。
まったくの他人ではありますが(苦笑)
さて、こちらのお社でお祀りされているのは「神功皇后(じんくこうごう、じんぐうこうごう。成務天皇40-神功皇后69)」です。
戦前までは「女性天皇」とされていた人物だそうですが、あまり詳しく存じませんので、毎度おなじみ「Wikipedia」で調べてみますと、お腹に後の「応神天皇(おうじんてんのう、仲哀天皇9-応神天皇41。第15代天皇)」を身ごもったまま、「三韓征伐(さんかんせいばつ、現在の韓国を征伐し、支配下に置いたという戦争)」という出来事で活躍した、ということで知られているそうで、現在まで続く「八幡信仰」のはじめとなった人物でもあり、全国各地で祭神となっている神社、神宮が多数あるようです。
こちらの神社では、夫であった「仲哀天皇(ちゅうあいてんのう、成務天皇18?-仲哀天皇9)」や、実子の「応神天皇」もお祀りされています。
ところで、お参りしたのは先月の末頃。
「徳仁天皇」の即位に関する儀式が執り行われているという時でした。
「即位礼正殿の儀」や「大嘗祭」と言った、即位の重要な儀式は記憶にあたらしいところですが、こちらだけとは言わず、あちこちの神社などでは祝賀の雰囲気でいっぱいでした。 なかなか体験出来るものではありませんので、貴重なショットになりました。
本殿の東側には「絵馬殿」という建物があります。
すでに見にくくなっているものが多いですが、かすかに「馬」や「合戦」の画が見て取れました。
こちらは、文久3(1863)年に奉納されたものだとのこと。
さて、そんな境内でひときわ印象的だった光景はこちらでした。
ソテツの木でした。
解説によると樹齢は400年ほどあるそうで。
そんな昔から、ソテツというものは日本に存在していたのですね。
ちょっと意外な感じもしますが、江戸時代でも、食糧難の時には非常食として用いられていた…ということを何かで読んだことをふと思い出しました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。