阪急うめだ本店「鉄道模型フェスティバル2019」に行って来ました その10 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

先日、「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた、夏の人気イベント「鉄度模型フェスティバル2019」を訪問した際の様子をお送りしています。

 

 

 

 

さて、今年の「鉄道模型フェスティバル」では、会場になっている「阪急梅田駅(大阪市北区)」のひとつ北隣、「中津駅(同)」付近の様子が再現されているジオラマが目玉になっているとのこと。最後に、そちらを拝見して行きたいと思います。

 

 

 

こちらが「中津駅」付近を再現したジオラマ。こちらも、実にこまかく再現されているなと感じます。

 

 

背景のビル群はパネルですが、右に見える特徴的な「新梅田シティビル」の姿もよく見通せるこの「中津駅」です。

 

 

この「中津駅」をはさむ区間は、阪急の主要三線、「神戸線」「宝塚線」「京都線」が並走して走っている区間でもあります。

当然、「中津駅」には列車は停車しているのですが、手前の線路だけなぜかホームがありません。

 

 

地図でもご覧の通り。この駅に停車するのは「神戸線」「宝塚線」の列車のみで、「京都線」にはホームが設けられていません。

実は歴史的な経緯から、「京都線」が梅田に乗り入れしたのは「神戸線」「宝塚線」よりも後年のことだったので、そのために「京都線」にはホームを設ける敷地が確保出来なかったため、という理由があるそうです。

 

 

その「京都線」の列車が通過する中、「神戸線(奥)」と「宝塚線」の列車が同時に発車していくところでした。

 

 

 

この「中津駅」ですが、開業時からホームの幅が狭く、電車待ちの乗客がつかまるための柵がホーム上に設置されています。

よくよく観察してみますと、それもこまかく再現されていました。

 

 

こちらはホームの梅田方。改札口へ向かう階段のある通路も幅狭なのが興味深いものです。

 

 

ところで、この「中津駅」の南側、梅田寄りで、阪急の三線はこの雰囲気のある銀色の鉄橋を渡ります。

「新大阪駅(同淀川区)」から、「大阪環状線」の「福島駅(同福島区)」付近を短絡している「梅田貨物線」です。

 

 

この「梅田貨物線」、名称の通り「貨物列車」が主に通過している路線なのですが、京都・新大阪駅から関西空港・和歌山方面へ向かう特急列車が経由していることでも知られています。

 

至近に乗降客の多い「大阪駅」があるので、そちらを経由した方が良さそうにも思うのですが、配線の関係でそれらの直通列車は「大阪駅」には乗り入れは出来ないため、この「梅田貨物線」を経由しています。

ただ、数年後にはこの貨物線は地下化の上移設され、「大阪駅」の北側に設けられる「北梅田駅(仮称)」を発着する計画になっています。

 

 

ちょうど「関空特急 はるか」号が通過していくところが再現されていました。

これも実際に見られる風景なので、よく考えられているなと感心します。

 

 

そういったことで、今年も実に充実した内容の「鉄道模型フェスティバル」でした。おなかいっぱいですー

 

 

満足しつつ、百貨店を後にします。

 

 

気が早いですが、来年はどのような展示があるのか、いまから楽しみです。

今日はこんなところです。