社会実験BRT「いまざとライナー」の沿線を巡る その19 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしています。

 

 

さて、その沿線巡りの最後にやって来たのは「あべの橋(大阪市天王寺区)」です。

OsakaMetro・JR・近鉄・阪堺電車が乗り入れる、大阪の南の玄関口に当たります。 

 

 

 

この、一大ターミナル「あべの橋・天王寺」から「地下鉄今里(同東成区)」へ向けて、「いまざとライナー あべの橋ルート」の便が発着しています。 最後に、これに乗って「地下鉄今里(同東成区)」へと向かいたいと思います。

 

 

 

その「いまざとライナー 地下鉄今里ゆき」が発車するのは、JRと近鉄の駅を分かつ「あびこ筋」沿い、7番乗り場にありました。

 

接続している「OsakaMetro御堂筋線 天王寺駅」からは、ホームからは歩いて5分ほどだったでしょうか。

電車を下車してから、ここまではわかりやすく表示された案内サインがたくさんありましたので、乗り継ぎには不便はないように感じます。

 

 

地図で見ますと、この乗り場「JR天王寺駅」と「近鉄大阪阿部野橋駅」のすぐ真横です。

OsakaMetroの駅出入口にも近く、まさに「一等地」なのがわかります。

 

「あべの橋」バス停は、ターミナルのそれらしく、駅近くとは言え、系統によっては、おおよそ「駅前」とは言えない場所から発車しているものもあり、あちこちに分散されているので、なおのことこの立地条件の良さを感じるのですが、地下鉄からの乗り換えのわかりやすさを重視した場所設定と言ったところでしょうか。 

 

 

 

「いまざとライナー」は、訪問した平日の日中では20分おきの運行がなされています。

発車時刻も等間隔で、これもわかりやすいものだとあらためて感じます。

 

 

ここから「地下鉄今里」までは、標準所要時間は25分ほど。

「急行バス」の性格があるので、途中の小さな停留所は通過しての、この所要時間です。 

 

 

ところで、この同じ「7番乗り場」からは、別の一般系統のバスも発車していました。

6号系統、「住道矢田ゆき(同東住吉区)」。「すんじやた」と読ませる、なかなか難読な地名です。 

 

 

気になってその「住道矢田」の場所を調べてみますと、先ほど「いまざとライナー」で降り立った「湯里六丁目」停留所(同)から2つほど南に下ったところでした。

 

先ほど巡った「湯里六丁目」周辺についてはこちらもどうぞ↓

当ブログ

社会実験BRT「いまざとライナー」の沿線を巡る その13(2019年8月14日アップ)

https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12502243704.html

 

周辺は住宅街なのですが、そこから接続するバスはなく、行き止まりの終着停留所です。

さらに南へ少し行けば「大和川(やまとがわ)」、それを越えればもう「大阪府松原市」という、大阪市の南端に当たるところです。

 

どんな終着停留所か気になりますが、また別の機会があれば訪問してみたいと思います。

 

 

そうこうしている間に、最後の「いまざとライナー」がやって来ました。これで「地下鉄今里」へと一気に戻ることにします。 

 

 

ただ、乗車してみますと…がらがらでした。わたしを含めて乗客は4名ほど。

5分後にやって来る「住道矢田ゆき」を待っている人の方が多いという状況でしたので、ちょっと意外な感じを受けました。 

 

 

 

車内は、外の暑さを忘れさせてくれるような、海をイメージした内装でした。

ここまで幾本かの「いまざとライナー」に乗って来ましたが、それぞれに個性のあるさまざまな内装でしたので、個人的には大変楽しめました。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。