社会実験BRT「いまざとライナー」の沿線を巡る その17 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」に乗り、沿線をあちこち巡った際の様子をお送りしています。

 

 

「あべの橋ルート」「長居ルート」の2系統が運行されている「いまざとライナー」ですが、

今度は前者が発着している「あべの橋ルート」について、始発点となっている現地の様子をちょっと探ってみたいと思います。 

 

 

「長居駅(大阪市住吉区)」から「OsakaMetro御堂筋線」でわずか3駅。大阪の南の玄関口、「天王寺駅(同天王寺区)」に到着しました。


さすがに「大阪の大動脈」と言われるだけある「御堂筋線」、車内も駅も混み合う「天王寺」です。 


 

さてこの「天王寺駅」には、 「OsakaMetro」路線では、この「御堂筋線」の他に「谷町線」も乗り入れています。

「JR天王寺駅」や、道路を一本はさんだ「阿倍野区」の側には「近鉄大阪阿部野橋駅」、大阪唯一の路面電車「阪堺電気軌道 天王寺駅前駅」があるなど、梅田・なんばと並ぶ、まさに一大ターミナルです。

 

 

 

実は、地下鉄で「天王寺駅」にやって来るのは結構久しぶりです。ホームの案内サインなどもあたらしいものに変わっていて、少し戸惑いますが…「東改札」の先に、くだんの「いまざとライナー」の文字を、無事に見つけました。 

 

 

数々の鉄道路線が乗り入れている「天王寺・阿部野橋」界隈ですが、大阪シティバスも同様、ここを拠点に、多数の系統が東西南北へ向けて走っています。ちなみに、駅前のバス停の名称はすべて「あべの橋」で統一されています。

 

 

 

大ターミナルらしく、乗り場もさまざまな場所に点在しているのがわかります。 

 

 

たくさんの案内の中に…見つけました!

「杭全(くまた、同東住吉区)・大池橋(同生野区)経由 地下鉄今里ゆき」の「いまざとライナー あべの橋ルート」乗り場、7番乗り場です。

 

 

行きの「地下鉄今里」での記事でも触れましたが「いまざとライナー」は「急行バス」としての役割も担っています。

「大阪シティバス」の停留所間の平均距離は約400mだそうですが、「いまざとライナー」のそれについては、その性格上、約1kmごとの設置がなされています。これは「OsakaMetro」の平均的な駅間距離と同一です。 

 

 

それでは、改札を出て「7番乗り場」へ向かいたいと思います。最寄りの出入口は「1号」。

地下鉄ホームから、「いまざとライナー」乗り場までの動線はどんなものでしょうか。


 

次回に続きます。

今日はこんなところです。