社会実験BRT「いまざとライナー」の沿線を巡る その12 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

今年4月から、「OsakaMetro今里筋線」延伸計画区間の需要喚起や今後の工事の検討を目的に、「BRT(Bus Rapid Transit)」という、鉄道に匹敵する速達性、定時性を備えた方式により「社会実験」として運行が開始された、大阪市東部を南北に走る「大阪シティバス」の「いまざとライナー」について取り上げています。

 

 

あちらこちらと途中下車しながら、「いまざとライナー」沿線を進んでいます。

ここは「JR大和路線 東部市場前駅」に隣接する「いまざとライナー 杭全(くまた、大阪市東住吉区)」停留所です。

さらに沿線の「今里筋」を南下して行きます。

 

 

さて、やって来た「長居西二丁目・地下鉄長居」ゆきに乗り込みますと… 

 

 

車内は外装と同じオレンジ一色。これは鮮やかですね。「アフリカサバンナ」 をイメージした車両でした。

 

 

座席のモケットはヒョウ柄! 大阪らしい(笑) ですが、乗客はわたしひとりでした…

 

 

乗り込んだのは「いまざとライナー・長居ルート」の路線ですが、「杭全」はちょうど中間に当たる地点です。

「地下鉄今里~地下鉄長居」間は、標準所要時間は約37分を要する系統です。

 

 

「大阪シティバス」の中でも、主要な拠点となっている「杭全」。

進むのは同じ「今里筋」ですが、ここを境に、並行する一般バスの系統もがらりと変わります。 

 

 

「急行バス」としての役目を持つこの「いまざとライナー」、 ここからの区画でも停留所を飛ばして順調に進んで行きます。

 

 

交通量の多さは相変わらずですが、しばらく進むと「阪神高速道路14号 松原線」の高架をくぐり… 

 

 

「中野」交差点で東西に走る「南港通(なんこうどおり)」と交差。

名称の通り、この方向に西へ進むと、南港の「大阪フェリーターミナル(同住之江区)」に至ります。

またこの地下には「OsakaMetro谷町線」が走っているのですが、交差点付近には駅はありません。

 

 

車内の案内でも「地下鉄長居」の文字が見られるようになりました。ただ、途中の停留所から乗って来る乗客はなく… 

 

 

 

「いまざとライナー」の主要停留所のひとつ「湯里六丁目(同東住吉区)」が近づいて来ました。 

バスの乗り換え案内、こちらでも接続する系統がありますが、いちばん上は「すんじやた」と読ませます。

こちらも「杭全」と同じく難読地名です。

 

 

ところで「湯里六丁目」は、この「いまざとライナー」が運行されるに至った経緯の中では必ず出て来る地名と言えるものです。

 

 

現在「今里駅(同東成区)」が終点となっている「OsakaMetro今里筋線」は、そもそもの計画では、この「湯里六丁目」まで建設されることになっていました。 

ただ、今里以南のさらなる建設費用、旅客需要が計画に足るものか否かという点で、今里駅からここまでの延伸建設は凍結されていて、この「いまざとライナー」を向こう3~5年運行させることで、旅客需要の喚起や今後の計画判断につなげる…ということが目的になっています。

 

 

そういったことを考えながら、「湯里六丁目」に到着しました。はじめて降り立つ土地です。周辺を少し探索してみたいと思います。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。