住江織物「鉄道車両内装の歴史展」を訪ねて その10 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

 

大阪・心斎橋にある「住江織物」さんの本社・ショールームで行われていた、「鉄道車両内装の歴史展 明治・大正~昭和のモケット」という企画展を訪れた際の様子をお送りしています。

 

近年、全国の鉄道会社に納入されたという、同社が手掛けたモケットの展示を拝見しているところです。

 

 

さて、展示の中でも、またも関西では見慣れたモケットを見つけました。

深い緑色の、上品な雰囲気のモケット。阪急電車で使用されている、シートモケットです。

解説には「昭和5年から納入」とありますので、歴史のあるものなのだなと感じます。

 

 

こちらも、同じ阪急の「6300系」特急車で使用されていたモケット。

深緑地は同じくですが、縦のストライプがあるのが特徴でしょうか。

 

 

 

続いては、近鉄「アーバンライナー」で使用されているモケット。デラックスシートと、レギュラーシート双方も手掛けられています。

 

 

大阪・名古屋間を2時間で結ぶ、近鉄「アーバンライナー」。近鉄富田(三重県四日市市)にて。

最近は乗車する機会はないのですが、来年には新型車両が登場するという告知もありましたので、今後の動向が気になるところです。

 

 

それから、見覚えのあるモケットはまだまだありました。

こちらは2階建て新幹線「100系」のものでした。この細かい格子柄。従来の「0系」のものとは異なり、印象に残っているものです。

 

 

 

そういったことで、昭和から平成にかけても、さまざまな鉄道会社に同社の座席モケットが使用されていたことが解説からわかります。

 

 

普段、特段の意識をせずに見かけたり、座って使用している鉄道車両の「座席モケット」ですが、そこに込められた思いと言いますか、掘り下げて行くと実に興味深いものがあるのだなと感じます。

殊に歴史の深さを感じさせられる貴重な展示ばかりでしたので、まさに目からウロコでした。

個人的に想い出のある展示もありましたし…

 

 

会場では、このように図録も頂いて来ました。いい記念になりました。

ところでこの企画展、8月31日(火)まで期間が延長されることになったとのことです。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。