住江織物「鉄道車両内装の歴史展」を訪ねて その1 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

 

先日、気になるこちらの展示会をネットで見つけました。

 

 

大阪に本社を構える、「スミノエ」ブランドの大手インテリアメーカー「住江織物(すみのえおりもの)」さんが、明治の創業期以来、手掛けて来た鉄道車両の内装、なかんずく「モケット(座席シート地)」を取り上げた企画展を行っているとのこと。

 

 

展示の中には貴重な所蔵品もたくさんあるとのことで、さらにこういった「シートモケット」に着目した企画展、というのも珍しいものだと

思えます。今日からは、先日にその企画展を訪問した際の様子をお送りしたいと思います。よろしければおつきあいください。

 

 

そういったことで、企画展が行われている最寄り駅、「心斎橋駅(大阪市中央区)」にやって来ました。

大阪随一の観光地、道頓堀に近いにぎやかなところです。

 

 

ここまでやって来たのは「OsakaMetro長堀鶴見緑地線」です。

平成2(1990)年3月、沿線の「鶴見緑地公園」で半年にわたって開催された「国際花と緑の博覧会(花の万博、EXPO90)」の主要なアクセスとして「鶴見緑地線」として開業したもので、後年になってここ「心斎橋」へも路線が延伸されました。

現在では「京セラドーム大阪(同大正区)」へのアクセスとしても利用されることの多い路線です。ところで…

 

 

ホーム柵から線路を覗いてみますと、線路の間に銀色に輝くプレートが並んでいます。

「リアクションプレート」と呼ばれるものなのですが、この「長堀鶴見緑地線」は「日本初の鉄輪式リニアモーターカー」として開業した路線としても知られています。


ただ「リニアモーターカー」とはいえ、よくイメージするような、現在工事が進められている「リニア中央新幹線」のような「浮上式」ではなく、通常の車輪を使用して、「リアクションプレート」と「車両」双方に取り付けられた磁力を推進力として電車を動かすという方式が採用されています。

東京の「都営大江戸線」、福岡の「地下鉄七隈線」、仙台の「地下鉄東西線」なども同じ方式で開業しているものです。

 

 

さて、地上に上がって来ました。

通勤ラッシュの終わった時間帯でしたので、人はさほどではありません。

左右に走るのは「長堀通(ながほりどおり)」。

 

 

そして、それに交差しているのは、大阪のメインストリート「御堂筋(みどうすじ)」です。

大阪市内では、南北の大きな通りを「〇〇筋」、東西のそれを「〇〇通」と呼んでいます。

 

 

訪問したのは、先日、無事に開催された「G20大阪サミット」の直前でした。

街中にこのようなのぼりがたくさんありまして、ちょっと普段とは違う雰囲気でした。無事に終わってよかったものです。

 

 

ところで、地下の駅から地上に上がって来たビルの1階には…「ルイ・ヴィトン」。

 

 

その隣には「カルティエ」。わたしには縁がないですが、高級なブランドショップがたくさん並んでいました。

 

 

そんな「御堂筋」を少し歩きますと、無事に「住江織物」さんを発見することが出来ました。

本社とショールームが同居しているそうです。

 

 

 

喧騒の「御堂筋」から一歩、建物に入りますと、レッドカーペットが敷かれ…これは豪華な雰囲気ですね。

さて、どのような貴重な展示があるのでしょうか、楽しみです。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。