(ヤフーブログ 2019年5月16日アップ分)
みなさんこんにちは。今日の話題です。
朝日大阪朝刊 令和元(2019)年5月15日付け 27面より。
京阪電車の京都府内の2駅の名称が、今年10月1日から変更されるという記事が掲載されていました。
記事によりますと、
「八幡市駅(やわたしえき、京都府八幡市)」が
「石清水八幡宮駅(いわしみずはちまんぐうえき)」に。
「深草駅(ふかくさえき、京都市伏見区)」が
「龍谷大前深草駅(りゅうこくだいまえふかくさえき)」
へと、それぞれ変更されるとのこと。
京阪電車公式ホームページにも、プレスリリースが上がっていました。
殊に「八幡市駅」の方は、駅の西側に隣接している「ケーブル線」の大幅なリニューアルと、こちらもやはり駅名称や、さらにはケーブル線自体の名称を変更するという、なかなか大きな変化があるようです。
個人的には昔からなじみのなる両駅ですので、ちょっとびっくりしました。
この「2駅名称変更」について、シリーズで取り上げたいと思います。
まずは「龍谷大前深草駅」へと名称が変更になる「深草駅」について取り上げたいと思います。
ヤフーの地図を見てみますと、新名称に入る「龍谷大学深草キャンパス」は、その「深草駅」からほど近いところにあります。
ちなみに、北隣は「伏見稲荷駅」。駅の名称にある「伏見稲荷」は、参道を通って徒歩で10分弱ほどのところです。
近年では外国人観光客を中心に、大変な人気を博している、京都の代表的な観光地のひとつです。
もちろん、この「深草駅」からでも徒歩で向かうこともできます。
その「深草駅」の画像はないか…と思い、少し探していましたら無事に?発見することが出来ました。駅を東西に通り抜け出来る自由通路とともに、ホームの拡幅やエレベーターなどが新設された、あたらしい橋上駅舎が使用開始になった頃のものです(平成28年撮影)。
こちらもどうぞ↓
当ブログ
「京阪電車深草駅 新駅舎を細見する~その2」(2016年4月5日アップ)
https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12477814590.html
まったくの私事なのですが、新駅名称になるこの「龍谷大学」、実はわたしの母校でもあります。
卒業したのはもう20年ほど前のことになるのですが、この「深草駅」には毎日のようにお世話になりました。
数年前に訪問した際に立ち寄ってみたのですが、学舎内や周辺の様相がすっかり変わっていたのには、大変驚いた記憶があります。
再び、公式プレスリリースから。
龍大には現在、キャンパスが3つあるのですが、その中でもこの「深草キャンパス」は中心的なもので、殊に朝夕には多くの学生でにぎわいを見せます。駅自体は準急(この駅前後では各駅停車扱いになりますが)、普通のみ停車するものですが、周辺にはその学生相手のお店などもたくさんあります。最近では行くこと自体がありませんが、懐かしいなと感じた次第です。
ところで、今回の駅名称変更のニュースを耳にした際に思い出したのは、そういえば、駅名標の隣に「龍谷大学前」の看板があったなあ…ということでした。今回の駅名称の変更はこの光景を見ると、ひょっとしたら必然的なものだったのかも知れへんなあとも感じます。
京都では「深草=龍大」のイメージというのは、大変強いもののように感じるのですが、これが正式な駅名称になるというのは、所在地の京都市内だけでなく、京阪沿線全体においても実に大きなPRの効果になるのだろうなあと感じます。わたしの頃と違って、学生さんにとっては、大学の選択肢というのは比較にならないほど、増えているのでしょうし…
個人的な思い出の話しになって恐縮でしたが、若かりし頃の思い出を感慨にふけってしまいました。
京都新聞での報道では、大学側から駅名改称の要望があったとも報じられていますが、明治の開業時からの歴史ある「深草」の名を残しつつ、大学の知名度向上が期待される名称変更になりそうです。
次回に続きます。
今日はこんなところです。