令和元年の新緑を迎えて~近鉄電車で石切さんへ詣でる その3 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(ヤフーブログ 2019年5月7日アップ分)

 

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

元号が「令和」に改まるとともに、すっかり新緑の装いとなりました。

そんな先日に「石切さん」こと、おらが街・東大阪の観光名所「石切剣箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」へ近鉄電車で詣でた際の様子を、いろいろ寄り道しながらお送りしています。

 

 

さて、やって来たのは「近鉄若江岩田駅(わかえいわたえき、大阪府東大阪市)」です。

目指す「石切」は、ここから普通列車で6駅ほど奈良方面へ進みます。

さっそく、やって来た列車に乗り込みます。

 

 

電車はがらがらでした。

さらに運のよいことに、運転室うしろのかぶりつき席も空いていたので、ここからは前面からの展望でお送りしたいと思います。

 

 

この「若江岩田駅」をはさむ区間、その上下線が高架化されたのは「平成26(2014)年秋」のことでした。

まだ真新しい高架線を、大阪・奈良を分かつ「生駒山(いこまやま)」がそびえる東方向へ進んで行きます。

 

 

車庫があるために、複雑な配線の「東花園駅(ひがしはなぞのえき、同)」を発車。

駅最寄りの「東大阪市花園ラグビー場」では、今年秋に「ラグビーワールドカップ2019」が合計4試合、開催されることになっています。

市内でも、今年に入ってから徐々に盛り上がりを見せるようになって来ました。

 

 

このあたりまで来ますと、正面には「生駒山(いこまやま)」の姿が実に大きくなって来ます。

新緑の時期ということもあってでしょうか、青々とした山肌を見るに新鮮な気分になります。

まったくの余談ですが、市内の小中学校の校歌には、必ずと言ってよいほどこの「生駒(もしくは生駒山)」が歌詞に登場するほどです。

 

 

 

しばらくしますと、いわゆる「新幹線型」とも呼ばれる、中央に通過線・両側に待避線のある「瓢箪山駅(ひょうたんやまえき、同)」に到着。

 

 

ところで、ここから先の区間というのは、都市間を結ぶ鉄道としては実に特殊な路線形態になっていて、趣味的には実に興味深い区間です。

それが、駅東側にある踏切の向こうから続く急勾配です。スマホでの撮影ですが、その勾配具合がよくわかります。

 

 

この「瓢箪山駅」を出ると、線路は左へ大きくカーブ。北へと進行方向を変えて進みます。

 

地図上では、先ほど触れたその「急勾配」具合はわからないものですが、ここから「石切駅」までは、最大で「35.7パーミル」(「100m進むごとに35.7m登る」という勾配)の箇所を含む、いわば「山岳鉄道並み」とも言える30パーミル超の区間が連続する、生駒越えの難所に列車は挑みます。

 

 

その「瓢箪山駅」を発車。正面に見えていた「生駒山」が車窓右側に移ったところで、すぐに左カーブしながら勾配を登って行きます。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。