(ヤフーブログ 2019年4月25日アップ分)
みなさんこんにちは。今日の話題です。
京阪電車 公式ホームページより。
気付けばもう「平成」の時代も、残すところわずかとなりました。
新元号「令和」への改元を記念して、「平成・令和」の特製ヘッドマークを掲出するというイベントが、京阪電車で20日からはじまりました。
ヘッドマークは合計4種類。
「京阪本線・鴨東線(おうとうせん)」で走る「8000系特急車」全編成には、こちらの「平成・令和」ヘッドマークが掲出されています。
京阪特急のシンボル「鳩マーク」を模したもので、編成の大阪方(平成)・京都方(令和)と、それぞれデザインが異なるというものです。
一方、京都・滋賀を走る「京津線(けいしんせん)」と「石山坂本線(いしやまさかもとせん)」では、駅名標を模したこちらの「平成・令和」をデザインしたヘッドマークを掲出した、各1編成が運行されているとのこと。
ということで、元号が変わる前後で掲出されることになっている、これらの特製ヘッドマークを掲出した編成です。
どれも記録に収めたいところですが、大津まで出かける時間がどうしても捻出出来そうにないので(それも1編成ずつの掲出ですし…)
今回は「8000系特急車」で掲出されているというくだんのヘッドマークを掲出した編成の様子を、見に行くことにしました。
やって来たのは「京阪京橋駅(大阪市都島区)」。
改札を入りますと、沿線の「JRA京都競馬場(京都市伏見区)」で28日に開催される、第159回「天皇賞(G1)」の広告でいっぱいでした。
昨年あたりからすっかりおなじみになった「平成最後」という文字も見られますが、この「天皇賞・春」はJRAのG1としても「平成最後のGⅠ」です。最近はめっきりテレビ観戦ばかりのわたしですが、こういったことでも、慣れ親しんだ「平成」という時代が本当に終わるのだなと、ちょっと感慨にふけってしまいます。
本題に戻りまして「京橋駅」から、ここ「北浜駅(同中央区)」に移動。
京阪の大阪方のターミナル「淀屋橋駅(同)」の隣駅なのですが、朝のラッシュが終わろうとする時間帯、狭いホームに次々と列車がやって来ます。ここで「平成・令和」ヘッドマークを掲出した「8000系特急車」を待ち構えようという次第です。
その中で、やって来たのはいかにも古めかしい顔つきの「2600系」の準急。
もともとは、昭和34(1959)年から製造がはじまった「2000系」という形式を改造(書類上は新造)した車両なのですが、「昭和時代の京阪電車」をイメージさせられるこのデザイン、「平成」の30年余りを越えて、あらたな「令和」の時代でも活躍することになりそうです。
待つことしばし、くだんの「令和」ヘッドマークを掲出した「8000系」がやって来ました。
ですが、行先表示には「特急」ではなく「ライナー」の文字。
平日の朝ラッシュ時、下り(京都→大阪方面)へ3本設定されている、「ライナー券」を購入することで、着席保証を目的にした全座席指定の列車です。普段は「特急列車」として運行されているこの「8000系」が使用されています(京橋駅からはライナー券は不要で乗車可能)。
これが「淀屋橋駅」で「特急列車」として折り返すのをしばらく待ちます。
待つこと5分ほど。「ライナー」は折り返しの「特急 出町柳(京都市左京区)ゆき」としてやって来ました。
朱色地が特徴の「令和 新時代へ」と記されたヘッドマークでした。
デザインは、京阪特急のシンボル「鳩マーク」を模したもの、「二つの鳩」が並びます。落ち着いたいいデザインだと感じます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。