大阪モノレール 延伸への道!その9~東大阪市方面への延伸区間をたどる 平成31年4月編 その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

(ヤフーブログ 2019年4月15日アップ分)

 

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

 

今年3月、路線延伸の事業計画が認可された「大阪モノレール」東大阪市方面への南進区間(なかんずく東大阪市内の区間)に注目して、そのルートをたどるということをしています。

 

 

前回に引き続き、沿線自治体の東大阪市から発表されたモノレール新線に関する資料から。

モノレール新線が走る区間に関係する、東大阪市内の全図です。

 

 

現状では事業計画が認可されたばかりなので、建設工事はおろか測量の類もまだいっさい行われていません。

ですが、気になる地元を走ることになる新路線。

先日、数日に分けてその沿線の様子を観察して来ましたので、ここからはその様子をお送りしたいと思います。


 

 

まずやって来たのは、モノレール新線が「東大阪市」に入るところ(地図中赤い☆)です。

標識通り、ここから先は「東大阪市」の市域に当たります。

 

 

画像手前には「府道大阪中央環状線(以下『中環』と略す)」と、その向こうには「近畿自動車道」の高架が見えます。

モノレールは基本的にこれら道路の間の敷地(草むらになっている場所)を高架で走ることになっています。

 

 

その草むらの中には「大阪府」と記された施設を発見。

ということは、この周りは府有地ということになりましょうか。これでは用地の確保も容易なように感じます。

 

 

そこから、反対側の北方向を望む。

この先は「大東市(だいとうし)」に入るのですが、ここから先は市境が複雑に入り組んでいるところで、さらに数百メートル進むと「大阪市鶴見区」、そして「門真市」と続きます。ちなみにモノレールは「鶴見区」と「大東市」は経由するものの、駅は設けられないことになっています。

 

 

 

この「東大阪市」市域に入ったばかりのところには「大阪府東部流域下水道事務所」と「鴻池水みらいセンター」という施設があります。

屋上には庭園があり、ちょっとした憩いの場になっているのですが、周辺には民家の類はいっさい見当たらない、街はずれの場所からスタートです。

 

 

それでは、新線が建設される「中環」に沿って南下して行こうと思います。

 

 

「下水道事務所」の正面門から少し進みますと、「中環」は川を渡ります。

 

 

「寝屋川(ねやがわ)」です。

奥には生駒の山々が見える一級河川なのですが、その生駒山地に源を発し、大阪市内へと流れる川です。

江戸時代には、大阪市内からこの川に近い「野崎観音(のざきかんのん、大阪府大東市)」へ参詣に向かう屋形船の往来で大変賑わったとのこと。その様子は、東海林太郎(しょうじ・たろう、1898-1972)が直立不動で唄う「野崎小唄(のざきこうた)」という歌で有名ですが、歌の中で出て来る情景と現代とはまったく異なるものです。

 

こちらもどうぞ↓

YouTube「野崎参り(東海林太郎)」

https://www.youtube.com/watch?v=kexCu-yFFBw

 

 

その「寝屋川」をわたったところで「中環」は「JR学研都市線」の赤いガードと直交します。

この場所にモノレール「仮称・鴻池新田駅」が設置されることになっています。

 

 

交差点の名称は「寺島ポンプ場前東」。

右下に少し建物の姿が見えますが、交差点を越えた向こうにある「大阪府寺島ポンプ場」がすぐ近くにあることからの名称です。

それでは、この付近にあらたに設置される予定になっている「仮称・鴻池新田駅」の現況を観察してみたいと思います。

 

次回に続きます。

今日はこんなところです。