
先日、夕方のNHK関西ローカルニュースでこの話題を取り上げていました。
大阪の外郭部を走る「大阪モノレール」に新型車両3000系が導入されるということで、報道陣向けの試乗会が行われたという内容でした。
これを今日は取り上げたいと思います。

こちらがその3000系。丸みを帯びたデザインですね。
正面顔のブルーと紫のラインもなかなかおしゃれです。

この3000系、今月21日から運行を開始するとのこと。

車内の様子。4両編成で、座席は窓に背を向けて座るロングシート。
バケットシートで座り心地も良さそうです。

この座席、一人分の幅が48cmで、新幹線のグリーン車と同じ寸法なのだそうです。大阪モノレールは大阪空港にも発着しているので、荷物の多い旅行客にもこれはうれしいですね。

さらに、運転台後方には床面を20cm上げた「キッズスペース」なるものも。

運転台のすぐ後ろですので、これは眺めがいいですね。人気が出そうです。
ただ、あくまで「キッズスペース」なので、テレビで見る限りでは大人では少し狭そうでした。

他にも、身だしなみを確認するための「鏡」や空気清浄機も搭載しているそうです。「車内の鏡」というと名古屋の地下鉄ではすべての車両についていたなあと思い出すのですが、関西でははじめてではないかと思われます。

この新機軸いっぱいの3000系ですが、この試乗会に先立って、通商産業省の「2018年グッドデザイン賞」を受賞したとのこと。そういうこともあって、これはぜひ乗ってみたいなと思います。

最後に、大阪モノレールの現有形式の紹介までありました。
最初に「千里中央~南茨木間」が開業した際に導入されたのが「1000系」。
その後路線を徐々に延ばし、京阪電車と接続する門真市まで開業した際に導入されたのが「2000系」。そして、今回の「3000系」登場となりました。
並びますと、車両の変化の具合がよくわかります。
以前にも当ブログでも取り上げたことがありましたが、大阪モノレールでは現在の路線の南端である「門真市駅」からさらに南下、おらが街・東大阪の「仮称・瓜生堂(うりゅうどう)」まで路線延伸の計画がついに具体化したところでもあります。約10年後の南進開業の頃にはこの3000系が主力になっているのかも知れません。気の長い話しではありますが、楽しみです。
「大阪モノレールの南進計画」についてはこちらもどうぞ↓
当ブログ
「大阪モノレール 延伸への道!その6~東大阪市方面へ南進の特許申請がいよいよ出される!」(2018年7月14日アップ)
今日はこんなところです。