みなさんこんにちは。前回からの続きです。
大阪近郊の支線巡り、大阪・奈良府県境の「信貴山(しぎさん)」へ向かう
「近鉄信貴線」と「西信貴ケーブル線」を巡った際の様子をお送りしています。

前回では、世界的にも珍しかったという「山頂の鉄道」の痕跡を発見することが出来ました。
「日本で唯一」だったということもあって、もし今日まで残っておればどんな鉄道だったのかな?などと、その姿をついつい想像してしまいました。

さて、そろそろ山を降りようかと思います。

まだ発車まで10分以上あるので、車内はご覧のとおりガラ空きでした。

最前部のひとつ後ろの席が空いていたので、ここに陣取って、帰路もかぶりつきしたいと思います。下りなのできっと、景色はいいはずです。

まだ時間があるので、座って周りをあれこれ観察していますと…
なんと、天井が窓張りになっていました。これは行きには気付かなったのですが、どうも車内が明るいなあと感じるはずです。

信貴山門からのバスが到着したのか、大勢の乗客が乗り込んで来ました。
ほどなく発車。

想像していたように、下りなのでやはり景色がいいもんです。
先ほど乗車して来た、山のふもとへ至る「近鉄信貴線」の高架線がはっきりと見えました。ここから、そのふもとまで勾配を下って行くわけですから、これはすごいなと感心しきりです。


少し下って行くとともに、眼下の建物も少しずつ大きく、はっきりわかるようになって来ます。まるで手に取るかのようです。


路線の中間地点にやって来ました。ここで上りの「しょううん号」と離合。

そうこうしていますと、あっという間にふもとの「信貴山口駅(同)」に到着しました。いや、これはいい眺めを楽しむことが出来ました。

同じ構内にある「信貴線」ホームへと向かいます。

今回は、信貴山の中心にある「朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」には行かずじまいだったのですが、次回はぜひ訪問してみたいと思います。

さて、ここからは「信貴線」に乗って帰路に就きます。折り返しの電車は、待つことしばし。多くのケーブルカーからの乗客が待っています。

それでは、帰路もかぶりつきにおつきあい頂きたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。