みなさんこんにちは。前回からの続きです。
大阪近郊の支線巡り、今回は大阪・奈良府県境の「信貴山(しぎさん)」へ向かう「近鉄信貴線」と「西信貴ケーブル線」を巡った際の様子をお送りしています。

さて、プチ乗り鉄の小旅行もいよいよフィナーレ。
ここからは再び「信貴線」で「河内山本駅(大阪府八尾市)」へ戻ります。

2両編成の電車はほどなく発車。

ゆるいカーブを左に右に、ゆっくりと進んで行きます。

少し過ぎますと、線路沿いは住宅でいっぱいになります。
信貴山への参拝客の他に、地域住民の重要な足としての役割も果たしている「信貴線」です。


唯一の途中駅「服部川駅(同)」に到着。

もうこのあたりまで来ると「支線」という感じはまったくありません。


行きには気付かなかったのですが、ここで高架で「大阪外環状線(国道170号線)」を跨ぎます。大阪の外郭部を南北に貫く、交通量の多い道路です。

国道乗り越しの高架を過ぎますと、ふたたび線路は地上へ。
民家の路地裏のような場所を走って行きます。

ここで右へカーブ。

左からやって来るのは「大阪線」です。

乗車すること5分ほど、もう「河内山本駅」の構内が見えて来ました。


ポイントをゆっくりと渡って行きます。この感じ、味わいがあります。


隣は「信貴線」専用の5番線。ただし、大阪線からの乗り換えを考慮して、普段は大阪線側にあるこの1番線を用いて、信貴線は発着しています。

この1番線は、もともと「大阪線」の待避線ホームなので、10両編成対応になっています。その中間部を用いるように、ちょこんと停車しました。

「河内山本駅」に到着。「信貴山口駅」からはわずか5分ほどでした。

乗車して来た2両編成は、すぐに「信貴山口」へと折り返して行きます。


ここからは「大阪線」に乗り換え。

「俊徳道駅」でさらにJRに乗り換えて、無事に戻って来ました。
今回訪問した「信貴山」というのは、大阪中心部からでも30分そこらでたどり着ける、気軽なハイキングコースとして知られている山々です。
「寅」で有名な「朝護孫子寺」をはじめ、緑濃いこの信貴山、ちょっとした乗り鉄でしたが、いい景色も楽しむことが出来て、なかなか気分転換になった次第です。ケーブルカーに乗るのも久しぶりでしたし…
おつきあいくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。