中河内と南河内を結ぶ~近鉄道明寺線を巡る その4 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

大阪近郊の支線巡り、今回は「近鉄道明寺線(どうみょうじせん)」を巡っています。
 
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柏原駅からわずか4分、到着したのは線名になっている「道明寺駅(大阪府藤井寺市)」です。
 
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この「道明寺駅」で、本線と言える「近鉄南大阪線」に連絡しています。
そのホームの一端を間借りするように、道明寺線は発着しています。
 
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接続している「南大阪線」は、JR天王寺駅に隣接している「大阪阿部野橋駅(大阪市阿倍野区)」を起点に「橿原神宮前駅(奈良県橿原市)」とを結んでいる路線です。そこから分岐する河内長野・御所・吉野方面の駅名が見られる乗り換え案内がありました。
 
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さて、この「道明寺駅」の周辺の案内を見ますと、古墳の多さが目に留まります。
 
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地図を見ますと、特徴的な前方後円墳の古墳が点在しているのがわかります。このあたりはこういった古墳群がたくさんあり、古来から重要な土地だったことが窺えます。ところで…
 
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この「道明寺駅」を発着する「道明寺線」と「南大阪線」を地図で確認しますと、支線である「道明寺線」が直線で「道明寺駅」に至っているのに対し、本線の「南大阪線」はこの駅前後で大きなカーブを描いています。
 
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実際に見てみますとこんな感じ。左側の「南大阪線」は、駅の大阪方から大きくカーブを描いているのがわかります。その古墳群を避けてカーブが多いということもあるのですが、もともと「道明寺線」の方が「南大阪線」より先に建設されたという経緯もあるためです(「道明寺線」の開業は明治34年3月、「南大阪線」の開業は大正11年4月)。
 
多くの鉄道を合併して成立した近鉄の中でも、この「道明寺線」は最も古い歴史を持つ路線としても知られているそうです。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。