2つの支線を乗り継いで~JR羽衣線と南海高師浜線を巡る その8 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
大阪府の南部、堺市と高石市にまたがる2つの支線「JR羽衣線」と「南海高師浜線」という、互いに乗り継ぎ出来る両支線を巡った際の様子をお送りしています。

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「羽衣駅(大阪府高石市)」からわずか1.5km、3分ほどで、早くも終点の「高師浜駅(同)」に到着したというところです。

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電車から降り立ったホームには、なんとも古びた木製のベンチが。

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これは雰囲気あります。ついぞ、大阪府内にこんな風景が残っているとは。

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ホームは1面、線路は1線のみ。
やって来た列車が、高架線をそのまま折り返す形態になっています。

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ところでホームと電車の向かって左側、こちらには青色の柵が設けられています。何の変哲もないようなのですが…

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柵の向こうを覗いてみますと、こちら側のホーム端も緩いカーブがかかっています。

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その向こう側には、縦に長細い空間が奥へと続いているのがわかります。
さらに…

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ホームの車止め側あたりの天井をよく観察してみますと…

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中央に向かってホーム屋根が傾斜している左右対称の構造になっています。
この屋根の形状、1面のホームに対して両側に線路のある、いわゆる「島式ホーム」に見られる屋根構造です。線路は向かって左側にしかないのですが…

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ホーム先端の階段を降りたところ。右側の線路のない方の欄干には壁が設けられているのですが、こちらも真ん中の手すりを境に、対照的な構造をしています。これはひょっとして、と思うのですが…

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右側、線路のない側の壁向こうを覗いてみます。
先ほどの長く細長い土地には、駐輪場が設けられています。

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何と、こちら側にも外側へ張り出したホームが設けられています。

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線路のある側、向かって左側の同じ位置を確認しますとご覧の通り。線路のない側のそれとまったく同じ張り出し部分があるではないですか。
こうして見ますと「ホーム1面・線路1線」のこの駅、建設された時には向かって右側にももう1本線路を敷設して「ホーム1面・線路2線」を想定していたことが窺えます。

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これは、ちょっと詳しく調べてみないとと思うところが、わたしにとっては趣味的に興味深く感じられるものです。階段の下の改札へ向かいます。

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改札周りは閑散としていました。
そのかたわらにあった、この「お願い」の掲示板。かつて、駅周辺に海水浴場のあった頃、シーズンには大賑わいしたことを物語っています。

次回に続きます。
今日はこんなところです。