阪神間の小路線・阪神武庫川線を巡る その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
阪神間の小路線・阪神武庫川線(むこがわせん、路線全区間兵庫県西宮市)を巡った際の様子をお送りしています。

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ホームには、すでに11時05分発の「武庫川団地前駅」ゆきが発車を待っていました。日中は概ね20分間隔で、この2両編成がわずか4駅の間を行き来する「武庫川線」。のんびりした感じですが、沿線の利用客は多いようです。

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さっそく、空いている先頭車両に乗車。かぶりつき席に座りますと…
これは気になる、行先表示器が目の前にありました。
さまざまな種別、行先を目にするに、かつて本線の主役として活躍していた
ことが窺えます。現在、近鉄と相互乗り入れしている「阪神なんば線」や「近鉄線」関係の行先はまったく見当たりません。

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それでは、終点の「武庫川団地前駅」に向かって出発です。ところが、線路左側の出発信号機は「黄色(注意現示)」のまま電車は動き出しました。
路線が短いことと、全線で最高速度が45km/hに抑えられているという理由で、よく目にする「青色(進行現示)」の信号機は、構内の入れ替え用を除いてこの路線では使用されていないそうです。珍しいものですね。

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1面2線の武庫川駅からの側線がここで合流。
右側の側線は、現在営業用としては使用していないそうです。

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阪神間の大動脈である「国道43号線」と「阪神高速道路3号神戸線」の重厚な高架をくぐります。

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先ほどのガードをくぐりますと、緩いカーブをゆっくりと走ります。
向かって右手(西側)には、複線用の土地が用意されています。

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しばらく走りますと、最初の中間駅「東鳴尾駅(ひがしなるおえき)」が見えて来ました。
唯一列車交換が可能な駅で、朝夕のラッシュ時に活用されているとのこと。

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細いホームには、阪神唯一だという構内踏切で行き来するという駅です。
訪れたのは日中でしたので、列車の交換はありませんでした。

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すぐに発車。さらに南へ向かいます。

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このあたりでも、複線用の路盤が確保されているのがわかります。

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しばらく直線で進みますと、もうひとつの中間駅「洲先駅(すざきえき)」が見えて来ました。

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こちらの駅には列車交換設備はなく、双方向の列車が同じホームに発着しています。武庫川団地の開発が進み、武庫川線がその最寄りの「武庫川団地前駅」へ延伸する前(昭和59年)まではこの駅が終着駅だったそうです。

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「洲先駅」を発車。左手は武庫川の河川敷と、この路線に並行する道路があります。

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緩いカーブを右へ左へ、車輪をきしませながら進みます。

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カーブが終わったところで、早くも終点の「武庫川団地前駅」が見えて来ました。

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構内は2面2線の終着駅。ですが、右側(西側)の屋根のないホームや線路を観察しますと、これらは普段使用されていない様子です。

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駅名にあるように、大規模な団地が林立している駅前のようです。

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起点の「武庫川駅」からはわずか5分ほどでした。

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電車には、ホームで到着を待っていた乗客が一気に乗り込みます。
折り返しは3分ほど、慌ただしく発車して行きました。

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それでは、改札口を出てみることにします。

次回に続きます。
今日はこんなところです。