阪神間の小路線・阪神武庫川線を巡る その3 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
阪神間の小路線・阪神武庫川線沿線を巡った際の様子をお送りしています。

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さて、その「武庫川線」の始発駅、「武庫川駅」にやって来ました。

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尼崎・西宮を分かつ「武庫川」の上に設けられた「阪神本線」のホームから、本題の「武庫川線」と「西口」へ向かう長い連絡通路を進んでいます。
「武庫川線」のホームは川を西へ渡った「西宮市側」にあります。

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その本線ホームと武庫川線ホームを結ぶ連絡通路の間、短いプレートガーター橋が目の前に見えます。連絡通路はこのあたり、すぐ横の線路と同じ高さなので、普段はなかなか体験することの出来ない光景でもあります。

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この写真ですと、通路がどのくらいの高さかおわかり頂けるかと思います。
ちょうど、乗り入れ先の近鉄車が駅に停車しようかというところでした。
ところで、このガーター橋から真下を覗いてみますと…

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電車が留め置かれているではないですか。
まるで屋根上の様子が手に取るかのようです。

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そこから反対を向きますと、その「武庫川線」ホームにつながっているのがわかります。

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地図ではこんな感じでしょうか。上のショットは①からのものでした。

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続いて、②の場所からの様子。神戸方面ホームからの連絡通路を降りて来て今度は大阪方面ホームへ、本線の線路をくぐる通路の途中に当たります。

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今度は先ほど、真上から見た留め置きの電車が目の前です。
こういうアングルで電車を観察するということはそうそうありません。

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そういうことで、普段はホームから見上げることの多い行先表示器も見降ろす感じの高さにあります。不思議な感じがします。

この留め置かれた2両編成、これから乗車する「武庫川線」専用の電車です。
日中は2両1編成が行き来するだけで事足りる運転本数なのですが、朝夕のラッシュ時、列車本数が増える際に使用されるのだとのこと。

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続いては、②の地点からさらに奥へ、本線の線路をくぐって反対側の大阪方面ホーム側へ出てみます。

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上の地図では③に相当する場所です。くだんの留め置かれた2両編成、その後部に当たる車両がガードからはみだしています。

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その先には、金網で封鎖された線路。左側の神戸方面から、別の線路が合流しているのがわかります。実はこれ、武庫川線の電車を車庫・工場に回送する際に用いられる線路なのだそうです。
入れ替えの手順としては、合流している線路を金網の先へさらに進み…

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方向転換して、こちらのカーブのかかった線路へ転線(地図中④)。

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築堤を登り、本線の大阪方面線路に合流(地図中⑤に相当)。

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茂みの向こうで、本線の大阪方面線路に合流する「武庫川信号所」が設けられているとのこと。本線と直交しているがゆえに、線路はこのような複雑な経路で結ばれているのですね。なかなか興味深いものです。

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それでは、先ほどの②地点に戻ってみます。

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②地点から少し南(地図中では下方向へ)階段を降りたところ。
留め置かれている編成と、連絡通路の位置関係がよくわかります。

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振り返りますと、ちょうど折り返しの「武庫川団地前ゆき」電車がゆっくりと構内に入って来るところでした。

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次回に続きます。
今日はこんなところです。