
さて、野田駅から急行に乗ることわずか9分。到着したのは、武庫川線の始発駅「武庫川駅(兵庫県尼崎市・西宮市)」です。

急行が出発した後、ホームから神戸方面を望みます。
ところでこの駅、一般的な駅とはちょっと様相が異なります。

そこから回れ右して、反対の大阪方面を望んだところ。
対向するホームの真ん中に、長いプレートガーター橋が設けられているのがわかります。

それもそのはずこの「武庫川駅」、駅名の由来となった「武庫川」の真上にホームが設けられている駅として知られています。

大阪方面はご覧のようにガラス張り。
ホームからは、その「武庫川」と河川敷の様子が実に容易に見て取れます。

神戸方面ホーム側の壁面は網で仕切られていまして、線路のすぐ南側を走る阪神高速3号神戸線の高架が確認出来ます。

興味深いのは、この神戸方面ホームの真横には一般通路があることでしょうか。歩行者に混じって、自転車が幾台も頻繁に通り過ぎて行きます。

ヤフーの地図で見ますとこんな感じ。右が大阪方面、左が神戸方面。
さらにこの「武庫川」は尼崎市と西宮市との境界になっており、川の上に設けられた「阪神本線」の駅は「尼崎市」、川を神戸方面に渡った「武庫川線」の駅は「西宮市」に設けられているという、珍しい構造です。

大阪方面ホームに移動して、さらに観察してみます。
ちょうど、青い塗装の普通電車「青胴車」が到着したところですが、こちらが「尼崎市側」。

反対の西側が「西宮市側」。ホームは両方向とも、途中からはこのように金網で覆われた「武庫川線ホーム」と「西口」への連絡通路になっています。

さて、いよいよ「武庫川線」乗車です。
連絡通路の入り口には、このような発車案内が設置されていました。
日中は平日・休日問わず15~20分間隔での運転がなされているとのこと。

長い連絡通路を歩いていますと、鉄橋を渡る轟音とともに、普通列車が神戸方面へと走り去って行きます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。