4駅名称変更前夜の京阪電車大津線を巡る その13 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。

「4駅名称変更」や「新塗装車両」の登場など、あらたな変貌の時を迎えようとしている「京阪電車大津線」を気ままに巡る旅、最終回です。
 
イメージ 1
 
さて、やって来ているのは「大津線」の一路線「石山坂本線」の南の終点、「石山寺駅」です。
前回の記事でも触れましたが、小規模ながらもホームや構内などには「終着駅」という風格を感じさせる駅です。
 
イメージ 2
 
駅前のロータリーには、駅名称にもなっている「石山寺」の案内がありました。
ここから、向かって左側にある「瀬田川(せたがわ)」沿いに歩いて10分ほどのところにある古刹で、紫式部が「源氏物語」をしたためたことで有名なお寺です。
 
イメージ 5
 
では、再び改札を入ります。「京阪電車の路線の端に当たる駅」ということで、さまざまな駅名が見られます。
 
イメージ 3
 
構内に入りますと、停車している電車の顔ぶれも変わっていました。
 
イメージ 4
 
手前には、行きにも乗車した「ガスラッピング」の「坂本ゆき」が。腰から下の水色が目立ちます。
 
イメージ 6
 
先発は、その隣の同じオリジナル旧塗装の「600形」でした。これに乗り込みます。
そろそろ、学生さんの帰宅時間になりそうなのですが車内はがらがら。
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
5分ほどで「京阪石山駅」に到着。ここで下車します。
 
イメージ 9
 
この駅は「JR琵琶湖線(東海道本線)」の「石山駅」と連絡しています。
大津市内の移動だけでなく、京都市内へも「ライバル関係」にあるJRです。
 
イメージ 19
 
「所要時間」という点では圧倒的にJRに軍配が上がるのに対して、京阪は「市街地にこまめに駅を設けている」という利便性の点で、どうやら棲み分けがなされているようにも思えます。
その表れか、ここまで乗車して来て、各駅で結構頻繁に乗客の入れ替わりがあるように感じました。
 
「大津線」はまさに「大津の市内電車」としての役割が大きいようです。
 
イメージ 18
 
イメージ 10
 
ところで、この「京阪石山駅」の東側には、南へ進行方向を変えようとカーブのかかった「石山坂本線」の幅の広い踏切がありました。
最後に、ここで電車を眺めて帰ることにしました。
 
イメージ 11
 
先ほど「石山寺駅」で待っていた、次発の「ガスラッピング」編成がやって来ました。
 
イメージ 12
 
イメージ 13
 
今度は、上下線続いて「新塗装編成」が通過。カーブを曲がりながら、踏切を通過して駅に出入りする姿はなかなか迫力がありました。
 
イメージ 14
 
さて、ここからは一気にJR線で帰阪することにしました。
帰路はどうするか迷っていたのですが、先ほどの踏切の脇のたばこ屋さんの店先で、JRの「昼得きっぷ」の自販機を見つけたので…
ということで。
 
イメージ 15
 
ここから「京都駅」までは新快速で15分弱、「大阪駅」までは45分ほどと、宣伝する訳ではないのですが、実に便利な「JR線」でした。
 
イメージ 16
 
さて、ここまで「4駅名称変更」や続々登場する「新塗装車両」など、100年を超える歴史の中でも「ひとつの節目」になるであろう、新時代を迎えようとしている「大津線」をいろいろと巡って来ました。
 
イメージ 17
 
「錦織車庫」で並ぶ「新旧塗装」の主力車両「700形」。
長年親しまれた「緑の濃紺」という、京阪電車のイメージをモチーフにしつつ、あたらしい印象を受ける「新塗装車両」の登場は、駅名変更ともども、特に「大きな変化」を感じさせられるものでした。
 
しばらくは、このように「新旧塗装」が入り混じる「大津線」になりそうですが、京阪線でもかつて見られたこのような「過渡期の光景」を垣間見られたのは貴重な機会でした。
変貌を遂げようとしている車両、沿線など、また機会があれば訪問してみたいと思えるものでした。
 
おつきあいくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。