4駅名称変更前夜の京阪電車大津線を巡る その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

「4駅名称変更」や「新塗装編成の登場」など、あらたな変貌を遂げようとしているさ中の、大津市内を南北に結ぶ「京阪電車大津線」を2月に訪問した際の記録をお送りしています。
 
 
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その「大津線」を巡る旅、「近江神宮前駅」に到着。
乗車して来た列車はこの駅止まりなので、ここで下車します。
 
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この駅の坂本方には、駅に隣接して「錦織車庫(にしごおりしゃこ)」があります。「大津線」のすべての電車のメンテナンスを一手に引き受ける、小規模ながらも設備の揃った車庫・車両工場です。
 
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車庫ということで、少しアップにしてみますと、電車が数編成留め置かれています。かつて「京津線」を走っていた路面電車「80形」を模した「復刻塗装編成」(左側)の姿もちらりと見えます。
 
そして、坂本方面へ向かう線路には、片渡り式の分岐器(ポイント)が。
実はこのポイント、結構重要な役割を果たしています。
 
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先ほどまで乗車して来た「近江神宮前止まり」の電車が、その「片渡り線」を越えたところまで、下り線(坂本方面)をまず進みます。
 
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ポイントを越えたところでいったん停車。
そうしていますと、上り線(石山寺方面)に電車がやって来ました。
 
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路線の北端、「坂本駅」始発の「石山寺ゆき」です。
 
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上り線ホームに到着。すぐに発車していったのち…
 
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下り線で待っていた電車が、今度は「折り返し」として「片渡り線」を通り上り線へと転線して来ます。うまい線路のやりくりの仕方ですね。
 
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そして、これが「近江神宮前始発」の「石山寺ゆき」となります。
この駅で折り返す電車は、おおむねこの方式で入れ替えしているようです。
 
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訪問した際、終点の「坂本駅」からこの駅までは、日中は「1時間4本・15分間隔」での列車設定だったのですが、ここ始発の「石山寺ゆき」が4本加わることで、以南「石山寺駅」までは「1時間8本」での運転がなされていました。
 
「駅名変更」と同時に実施されたダイヤ改正では、この日中の「近江神宮前折り返し」の設定がなくなり、全線直通の列車が「1時間6本・10分間隔」で運転されるダイヤへ変更になりました。
 
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待つことしばし。「坂本ゆき」が入って来ました。
こちらは「新塗装」ですが、今度は「700形」という、正面のガラスが直立したタイプの車両です。
 
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電車は空いていました。
春を思わせる、あたたかな陽射しが車内に注ぎ込みます。
 
車窓には「JR湖西線」の高架線路と、その向こうには、雄大な「びわ湖」の姿が見られます。山に近いところの高台を走っているので、このあたりの眺めは沿線でも情緒のあるところです。
 
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乗車すること5分ほど、急ぐ訳でもないのでまたまた途中下車します。
 
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降りたのは「穴太駅(あのおえき)」です。
下車したのに特に理由はありません。
強いていうと、いままで降りたことがなかった駅だということなのですが…
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。