4駅名称変更前夜の京阪電車大津線を巡る その4 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

「4駅名称変更」や「新塗装編成の登場」など、あらたな変貌を遂げようとしているさ中の、大津市内を南北に結ぶ「京阪電車大津線」を構成する一路線「石山坂本線」を2月に訪問した際の記録をお送りしています。
 
 
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「大津市役所前駅」と改称された「別所駅」から1駅、下車したのは「皇子山駅(おうじやまえき)」でした。「別所駅」のホームからすでに「皇子山駅」が見えていたので、乗ってすぐに着くという感じでした。
 
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こちらの「皇子山駅」は「京阪大津京駅」へと改称されました。
 
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さて、駅構内ですが…対向式のホームは2両編成が停まれるほどの簡素なものですが、その上は、重厚な高架で覆われています。
京都と北陸方面とを結ぶ、重要な幹線である「JR湖西線」です。
 
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では、改札を出てみることにします。
 
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この「皇子山駅」は、駅構内の真上を走っている「JR湖西線・大津京駅」との乗換駅という役割を果しています。そういうことで、新駅名には「京阪」という会社名が冠されているようです。
 
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改札を出ますと、その「JR湖西線」の重厚な高架が続いています。
 
正面に見える山を越えると、もう「京都市内」です。
「大津京駅」からは「京都駅」まで10分ほどということで、ここで相互の乗り換え客の喚起を促すという目的もあっての「駅名変更」のようです。
 
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余談ですが、「JR線・大津京駅」も開業時から最近(2008年)までは「西大津駅」と名乗っていました。その時には京阪側では特段、駅名変更の動きはなかったようですが、それから10年経過した現在、変更に至った次第です。
 
鑑みますとその10年という間では、京阪電車では「中之島線の開業」「新塗装の導入」など、経営の方向性がかなり変わったように感じます。
今回の「駅名変更」は「大津線というブランドを向上させるため」の、そのひとつなのかも知れません。
 
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JR駅へは、高架線路沿いを少し歩いたところにあります。
道沿いにはさまざまなお店もあるなど、商業施設はJR駅の方に集まっているこの「京阪大津京駅」です。
 
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再び、改札を入ります。上り(石山寺方面)には、先ほど「浜大津駅」から乗車した「ガスラッピング編成」の折り返しが入って来るところでした。
「腰からはそのままの塗装で、下の半分のみがラッピング」なので、下半分の「濃い緑色」部分の塗装がないため、ちょっと不思議な感じもします。
 
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待つことしばし。今度は旧塗装の「近江神宮前ゆき」が入って来ました。
日中、この区間では7~8分間隔、1時間あたり8本の列車が頻発しています。
 
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これに乗車。次の「近江神宮前」までしか行かないので、空いていました。
 
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運転台すぐ後ろの「かぶりつき席」が空いていたので、せっかくなので、ここから前面の展望を楽しむことにします。
 
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こまかいアップダウンがありますが、直線がずっと続く区間です。
とはいえど、枕木はコンクリート製ではなく、その名のとおり「木造」のままなので、ガタンゴトンといいリズムで電車は進んで行きます。
 
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ほどなく「近江神宮前駅」が見えて来ました。
 
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ホームは、先ほどの「皇子山駅」と同様の「2面」なのですが、先には、複雑に線路が分岐していたり、電車が留め置かれているのが見て取れます。
「大津線車両」のメンテナンスを一手に行う、この「錦織車庫(にしごおりしゃこ)」が駅に併設されています。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。