東京下町を都電荒川線でぶらり散策 その7 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
東京下町を「都電荒川線」を、ブロ友のみなさん方とともに巡った小旅行の様子をお送りしています。

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さて、都電は「荒川区」から「北区」へと入りました。
JR線や東京メトロ線が乗り入れる、その「北区」の拠点になっている「王子駅前停留所」でまたまた途中下車。ここで降りたというのは…

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こちらの「王子駅前停留所」を出たところには、花の名所として知られているという「飛鳥山公園」があります。

「飛鳥山公園」は「小高い山」になっていることもあり、公園へ容易にアクセス出来るように「アスカルゴ」という名前の「モノレール」が山裾に沿って運行されています。
いつもブログに来てくださっている「sagaさん」が以前、記事で紹介されているのを拝見して、機会があれば乗車体験してみたかったものでした。
運賃はなんと「無料」でしたので、今日、使用している「都営まるごときっぷ」の提示はしなくてよかったという(笑)

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この日は「日曜日」ということもあってでしょうか、この「アスカルゴ」は結構混み合っていました。一便待って、念願の乗車。
JR線や新幹線の高架が手に取るようです。

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徐々に山裾を登って行きます。手前には「荒川線」の併用軌道も見えます。

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ところで、この「アスカルゴ」はどんな方式で運転されているのか?と思ったのですが、この「1本の細いレールのみ」でした。
高低差は18mということですが、こうして見ますと結構な勾配なので、これはおもしろいなあと感じます。

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わずか1分ほどで「山頂駅」に到着。
これ1両が、山頂と駅前とを行き来している「アスカルゴ」です。

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ここで少し観察してみます。
ロープウェイのゴンドラのようにも見えますが、愛称の「アスカルゴ」というのはかわいらしい形の「かたつむり」から来ているそうです。
短い時間の乗車でしたが、景色も十分に楽しむことが出来ました。

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さて、山頂に登ってまいりまして…まだまだ寒かった、2月も下旬にかかりはじめた頃でした。先日までは、きっと桜でいっぱいだったのでしょうね。

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さて、山を降りて再び「王子駅前停留所」から「早稲田ゆき」に乗り込みます。車内の路線図を見るにちょうど路線の半分ほど来たところでしょうか。

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やって来た「早稲田ゆき」、ここでMaさんから「この先の併用軌道がおもしろいですよ」とおススメが。
ということで、運転台の横に立ってかぶりつきしてみることにしました。

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電停を出ると、電車はいったん停車。もう、併用軌道区間が見えています。

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「国道122号(明治通り)」との併用軌道に入りました。
ここで、左に急カーブ。

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JR線が走るガード下をゆっくりと通過。無骨な鉄骨がいい味です。

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ガードを抜けますと、先ほど乗車した「アスカルゴ」線路のそばを通ります。ちなみに先ほどの「王子駅」で接続している「東京メトロ南北線」は、この「飛鳥山公園」の真下を地下で抜けています。

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しかし、路面電車にしては結構な急勾配です。

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しばらく併用軌道を進みますと、徐々に周囲はクルマでいっぱいになって来ました。電車の進む先には、なんと「右折」のマークがあります。

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赤信号ですので、クルマといっしょに停車。
大方の場合、併用軌道上で路面電車が走る区間というのは「自動車進入禁止」というパターンが多いのですが、こちらの場合、道路の敷かれ方が特殊ということもあるのでしょうか、クルマが線路上で堂々と右折の信号待ちをしている…という珍しい光景でした。

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そこからしばらく進むと、今度は大きく右へカーブを取ります。
王子駅前からの併用軌道は、ここで終わりのようです。

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再び専用軌道に入り、隣の「飛鳥山停留所」に到着。
一区間だけの「併用軌道区間」でしたが、趣味的に興味深いものでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。