みなさんこんにちは。前回からの続きです。
いつもお世話になっているブロ友のみなさん「Ma-103さん」「sagaさん」「パパ鉄さん」たちと「都電荒川線」沿線を巡った、東京下町の旅の様子をお送りしています。
都電の「熊野前停留所(東京都荒川区)」から新交通システム「日暮里・舎人ライナー」に乗り換え、こちらも「乗り鉄」出来ました。

さて、やって来たのは終点の「見沼代親水公園駅(同足立区)」です。
時刻は朝の9時40分前。まだまだ、この日の行程ははじまったばかりです。

ここからは、折り返してもう一方の始発駅「日暮里駅(同荒川区)」へ向かうことにしたのですが…

2番線の発車表示を見ますと…
終点の「日暮里ゆき」ではなく、ふたつ向こうの「舎人公園ゆき(同足立区)」になっています!ここに、車庫がある関係での列車です。
ここのみならず、全国にあまたある「新交通システム」の列車というのは、おおむね「始発駅から終着駅までの通し運行」というものが基本なので、このように「途中駅止まり」というものは、結構レアだったりします。

そういうことで、鉄道趣味的には大変興味深い「途中駅止まりの列車」です。わたしを含め、同行のみなさんいっせいにテンションが上がります。
せっかくなので、先発のこちら「日暮里ゆき」に乗車して、先ほどの列車を終点の「舎人公園駅」で待ち構えよう!ということにします。
ただ、どういうことか、駅の行先案内表示では「1番線が日暮里ゆき」「2番線が舎人公園ゆき」、車内や構内の案内放送は「1番線が舎人公園ゆき」「2番線が日暮里ゆき」と、互いに食い違う案内をするではないですか。

わたしたちも面食らったのですが、アナウンスが飛び交う中、結局「日暮里ゆき」に乗り込みました。
この列車、途中止まりの「舎人公園ゆき」という案内放送があったりしたので、車内はがらがら。しかし、どうもややこしいもんです…

2分ほどで、隣の「舎人駅(同)」に到着。
ここで、例の「舎人公園ゆき」に乗車することにします。

ここで、念願の?「舎人公園ゆき」に乗車することが出来ました。
次の駅までの列車ですので、先頭からのかぶりつきも存分に楽しめます。

駅名になっている「舎人公園」が見えて来ましたが、駅に近づくとともに、上下線の間には、もう1本の線路が姿を見せます。車庫への回送線とつながっている中線です。

本来であれば、このまま直進して「日暮里駅」へと向かうのですが、ここで中線へと分岐します。

ここでそれと合流。都合、入出庫の列車があるという理由で、この駅は線路が3本敷かれていることがわかります。


両方向のホームに「ホームドア」が設置されているという、なかなか珍しい光景です。
これがあるがために、四方八方に壁があるようで、重厚な感じさえします。


無事に「舎人公園駅(同)」に到着。「この駅止まり」です。

さて、ここで終着となったこの列車…今度は車庫へと引き上げて行きます。先ほど車窓から見えた「車庫への回送線」へ向かう様子を観察しようということで、編成の後方へと向かいます。

ほどなく、乗車して来た列車は、進行方向を変えて発車。
ちょうど、後続の「日暮里ゆき」も駅へと入構しようかというところです。




「見沼代親水公園ゆき」(左側の列車)と中線で並走。
このあとは、大きく線路を降りて車庫へと向かって行きました。
鉄道趣味的に大変興味深い「入庫列車の動き」という、一連の動向を楽しむことが出来ました。

あらためて「舎人公園」を眺めてみます。広い公園です。
この地下に、先ほどの列車が向かった車庫があるそうです。
近年、新規に開業した路線、特にこういった「新交通システム」や「地下鉄」ですと、ある一定の広さが必要な車庫の用地確保というのは実は大変なことのようで、そういった事情からも、こういった「広い公園の地下」というのは持って来いなのかも知れません。
車庫に並ぶ、車両群が見えないのは残念ですけれど(笑)
次回に続きます。
今日はこんなところです。