いつもお世話になっている、ブロ友のみなさん方と「都電荒川線」沿線を巡った小旅行の様子をお送りしています。
都電荒川線から途中下車して、新交通システム「日暮里・舎人ライナー」に乗車しているというところです。

さて、ここはその「舎人公園駅(東京都足立区)」。
コンコース内には、もう再来年になるのですね。
「東京オリンピック・パラリンピック」の告知ポスターが貼られていました。
いよいよという感じですが、当ブログでもたびたび取り上げておりますが、対照的にこちら大阪では「2025年大阪万博誘致」のポスターをあちこちで目にします。万博招致が決定すれば、オリンピックの5年後になりますね。
そう考えると、もし大阪に万博がやって来るならば、
「昭和39年東京オリンピック→昭和45年大阪万博」のように、
「2020年東京オリンピック・パラリンピック→2025年大阪万博」と、
同じような歴史の流れになるのかな?と、ちょっと感慨にふけってしまいます。

さて、ここからは再び「日暮里・舎人ライナー」に乗り込みます。
今度は、最後尾からのかぶりつきが出来ました。
景色の良い高架線路を、今度は「日暮里駅(同荒川区)」へと向かいます。
「西日暮里駅(同)」を過ぎますと、高いビルの間を列車は通り抜け…


速度を落としながら、急カーブにかかって行きます。
車内から線路をみますと、その様子がよくわかります。

分岐器(ポイント)を過ぎますと、ようやく線路はまっすぐに。

そこで到着したのが、終点の「日暮里駅」でした。
JR各線や京成線に連絡している、乗降客の多い駅です。

ここでも、くだんの急カーブを経て入線して来る列車の観察です。
乗車して来た一本後の列車がやって来ました。
カーブに入る前なので、車体側面がよく見えます。
ということは、相当な角度のカーブがかけられていることがわかります。


直角に近い、大きなカーブを通って入線して来る姿は、なかなか迫力があります。小回りの利く「新交通システム」ならではの線路の敷き方です。

改めて、ホームの先頭部分から「見沼代親水公園駅」方を観察してみます。
インコース、アウトコースともに、かなりカーブがきついですね。

ゴムタイヤを使用した「新交通システム」というのは、鉄車輪を用いた通常の鉄道と比べ、軌道もかなり特殊なものになっています。
分岐器(ポイント)をズームアップしてみるのですが、切り替え部分の側面にある機械の多さ、そして、ゴムタイヤを誘導する側板の器具などを観察するに、うまく出来ているのだなあなどと感じます。

さて、ここからは来た道を戻ります。右側に停車している列車なので、必然的に、ポイントを渡って左側の線路に転線します。さて、どうなるか。

ゆっくりと発車。おそるおそる、ポイントを渡って左側の線路に転線して行きました。
右側の線路へつながるポイントもありますが、これは右側の線路を反対方向に走って来た「日暮里駅」へ入線する列車が、左側の線路へ入構するためのポイント(先ほど乗車した列車がここを通り「日暮里駅」に入りました)なので、右側の線路から発車しているこの列車の進行方向では、右側へは渡りません。なかなか、ややこしいですね。
線路の敷き方も、珍しい形状をしているのだなと感心します。


実に興味深い「大カーブ」を過ぎますと、あとは直線区間です。
すでに、隣の「西日暮里駅(同)」の姿が見えています。

「西日暮里駅」に到着。こちらでもJR線や東京メトロ線と接続しています。

幸い、帰路でも先頭からのかぶりつきが出来たので、いろいろと観察してみます。手持ちのカメラをズームにしてみますと、やはり先ほどのように、次の駅の姿がはっきりと見えます。割と短い間隔で駅が設置されているようですね。それからこの区間のみならず、結構な勾配があるようですね。

頻繁に「日暮里ゆき」とすれ違います。
日中は、6分間隔での運転が行われているとのこと。


わずか5分ほどで「熊野前駅(同)」に到着。
短い路線ながらも、高架から富士山が見られたり、途中駅止まりの入庫列車が観察出来たりと、大変興味深い「日暮里・舎人ライナー」でした。
「全線完乗」も出来てよかったです。

それでは、再び「都電荒川線」の「熊野前停留所」へと戻ります。
果たして、沿線のどんな楽しみに出会えるでしょうか。
次回に続きます。
今日はこんなところです。