新潟駅からはじまった「JR東日本 全線完乗」を目指す乗り鉄、群馬・高崎から「上信電鉄」沿線を巡ったのちに都内へと入った、旅の第3日目(2月18日)の様子をお送りしています。

さて、旅の第3日目の今日は、うれしいことにいつもブログに来てくださっている「Ma-103さん」と「sagaさん」、そしてお初にお目にかかる「パパ鉄さん」がおつきあいくださることになっています。
「京成上野駅(東京都台東区)」から乗車したのは「京成電鉄」でした。
普通列車で10分弱、下車したのは「町屋駅(同荒川区)」。
この駅で、みなさん方と待ち合わせをすることになっています。

改札を出たところで、先に待ってくださって居た「sagaさん」とまずお会い出来ました。うれしい再会の瞬間でしたので、固い握手の後、話しに花が咲きます。
その後「Ma-103さん」「パパ鉄さん」とも無事に合流出来ました。
「Ma-103さん」と「sagaさん」とは、昨夏の「遠州鉄道吊り掛け電車ツアー」以来の再会です(^^)v
その際の記事はこちらもどうぞ↓
当ブログ
「赤い吊り掛け電車・遠州鉄道を巡る日帰り旅 その4」
(2017年8月30日アップ)

さて、タイトルにもありますように、今日はわたしの希望で「都電荒川線」の沿線を巡ろうということで、みなさんからご賛同を頂きました。
以前に(といってもかなり前ですが)京成の町屋駅に隣接している、この「町屋駅前停留所(同)」から「三ノ輪橋停留所(同)」までは乗車したことがあるので、今日はここから、わたしにとっては「未乗区間」の「早稲田停留所(同新宿区)」へと向かって行こう、ということになりました。
ということで、さっそくやって来たこの「早稲田ゆき」に乗車します。

さて…みなさん方から、今日巡ろうとしている「都電荒川線」沿線には実にさまざまな見どころがあるということを伺っているので、この「都営おでかけきっぷ(大人700円)」を車内で購入することにしました。

これ一枚で「都電/都バス/都営地下鉄/日暮里・舎人ライナー」と、都内の都営交通が乗り降り自由、ということなのですが、最後の「日暮里・舎人ライナー」という新交通システム…乗ったことがないのですが、この乗車券だとそれにも乗車出来るしせっかくなので、ということで…


「町屋駅前停留所」からものの数分、その「日暮里・舎人ライナー」と接続している「熊野前停留所(同)」でさっそく途中下車。
そういうことで、こちらにも「乗り鉄」出来ることになりました。

道路を走る路面電車から、高架式のまだあたらしいホームへ。
開業は「平成20(2008)年3月」なので、開業から10周年になるそうです。

ここからは「見沼代親水公園ゆき(同足立区)」に乗車。
割と混んでいたのですが、先頭車両のかぶりつきが出来ました。
普段は自動運転をしているそうですが、ハンドル訓練のためなのでしょうか係員の方が乗車していました。Maさんいわく珍しいことだとのこと。

高架を走るので、やはり景色はいいですね。
次の「足立小台駅(同)」の到着間際に渡った、この川は「隅田川」。


発車してまもなく、今度は「荒川」を渡ります。
天気が良かったので、朝日が川面に輝いていたのが印象的でした。

10分ほどしばらく走り「舎人公園駅(同)」に到着。
駅名にあるように、車内からは広い「舎人公園」が見えました。
日曜日の朝ですが旅した時はまだ寒い2月でしたので、人の姿はまばらです。
この公園の地下には、いま乗車している「日暮里・舎人ライナー」の車両基地があるのだとのこと。気になりますが、もちろん影も姿も見えません(笑)

ところで、先ほどの「隅田川」や「荒川」を渡ろうかという際に、沿線にお詳しいMaさんから「富士山が見えるんですよ」とひとこと。
車窓に目を凝らしてみますと、おお!これはまさしく「富士山」です。
遠く離れた都内からでも、これほど大きく見えるということは、本当に高くて大きな山なんやなあ…と感嘆しきりです。ちょっとうらやましいですね。

冬の澄んだ晴天のもと、終点の「見沼代親水公園駅(同)」に到着。

気になるのは、線路の終端部。
素っ気ないような感じの終わり方をしています。
こうして見ますと、この先も簡単に延伸出来そうにも思えるのですが、この先はほどなく埼玉県の「草加市」や「川口市」になるということだそうで、あくまで「都営交通」である「日暮里・舎人ライナー」がこの先へ延伸するには、埼玉県側で応分の費用負担などが必要な課題なようです。

それでは、今度は折り返し電車に乗ることにしたのですが…
次回に続きます。
今日はこんなところです。