「上州名物からっ風」に吹かれ「上信電鉄沿線」を巡る旅、念願だった「富岡製糸場(群馬県富岡市)」の訪問を終えたところです。
その「からっ風」は相変わらず強く吹き、帽子が飛ばされるほどです(>_<)

さて、ここからは「上州富岡駅」へと戻るのですが…
行きには気付かなかった、こんなおしゃれな建物を見つけました。

その建物の前には、地元紙「上毛新聞」が。その「富岡支局」でした。
しかし、こうして新聞が売られているというのはなかなか興味深いですね。

10分ほど歩いて「上州富岡駅(同)」に到着。
「からっ風」は相変わらずなのですが、少し雲が出て来たようです。

ここからは「高崎駅」へと戻ることにしています。
電車の到着には少し早かったようなので、構内をゆっくり観察出来ます。

構内踏切から、高崎方面を望む(安全に留意して撮影しています)。
細いレール、木造の枕木と、その先での線路の合流…いい雰囲気です。

ホームへ上がって来ました。
見るに、まだまだあたらしいつくりのように思えるのですが…


「下仁田方面」「高崎方面」と行き先が書かれた、この番線表示が実にレトロなものでした。駅があたらしくなる以前から使用されているものでしょうか。


「からっ風」の中、待つことしばし。「高崎ゆき」が入って来ました。
「正面二枚窓」という、先ほど、この駅まで乗車して来た電車とは異なる顔つきなのですが、やはり同じ「元・西武車両」だとのこと。

車内はこんな感じでした。実にのんびりとしています。
定刻の「12時39分」、高崎駅へ向けて出発しました。

こちらは、車内の路線図です。
乗車した「上州富岡駅」は、高崎駅からですと「路線の3分の2」ほど行ったところに位置している駅です。この駅折り返しの列車も設定されているなど「拠点駅」としての役割を果しています。

田園風景の中をひた走ります。風は、やはりまだ強いようです。
のんびりと走る電車の中からも、雲の流れがよくわかるほどでした。


「上州福島駅(同甘楽郡甘楽町)」で「下仁田ゆき」と離合。
先ほど「下仁田駅」から「上州富岡駅」へ向かう間、すれ違った「6000形」でした。
「自社発注車両」ということなので、こちらにも乗ってみたかったですね。

小さな駅に丹念に停まり、車内は徐々に座席が埋まって来ました。
高崎市に入り、これも主要駅のひとつ「山名駅」に到着。
しかし、対向の「下仁田ゆき」の派手な塗装のこと!
「マンナンライフ」とは、テレビCMでおなじみのラッピング電車だったのですが、これもそもそも「上州名物こんにゃく」ですね。
ちなみに、調べてみますと本社は沿線の「富岡市」にあるそうです。

高崎市街地の南を流れる、この「烏川(からすがわ)」を電車はゆっくりと渡ります。終点の「高崎駅」はもうすぐです。
次回に続きます。
今日はこんなところです。