「JR東日本」全線完乗を目指す旅、「新幹線の駅にスキーゲレンデが同居している」という、全国的に見ても大変、珍しいスキー場として知られる「ガーラ湯沢」(新潟県南魚沼郡湯沢町)にやって来ました。

さて、その「ガーラ湯沢スキー場」をぶらぶらとしていたのですが(今回、スキー場まで来ていますが、スキーはしないという!)この駅から折り返す新幹線は「13時38分発 たにがわ74号」といちおうの予定はしていたのですが、時刻はちょうど11時半を過ぎたというところ。
施設の内外のだいたいのところを散策して、発車までまだ1時間あまりもあるので、どうしようかと思案していたのですが…

このスキー場や近隣の他のスキー場や旅館群などを経由して、越後湯沢駅まで結ぶシャトルバスがあるとのこと!
時間どき昼食もどこかで摂りたかったですし、これは助かります。

そういうことで、急遽予定を変更して「スキー場11時45発」のシャトルバスに乗り込むことにしました。
越後湯沢駅までは、このようにわりと頻回にバスが出ているようです。

少し年代物のマイクロバスに乗り込みます。
おまけにありがたいことに、無料だとのこと。

「ガーラ湯沢スキー場」を出ると、先ほど乗車して来た「ガーラ湯沢線」(下の高架)と「上越新幹線の本線路」(上の高架)が見えて来ました。
ここから少し左方向へ行くと「ガーラ湯沢駅」なのですが、路線の配線状況がよくわかります。


旅館やリゾートホテルが立ち並ぶ温泉街を走ること5分ほど、無事に「越後湯沢駅」に到着しました。繰り返しになりますが、思っていたよりも早くこの駅まで戻って来れたので、助かりました。

さて、駅前の目抜き通りはきれいに除雪されていたのですが、そのかたわらを見ますと…

道端の消火栓が隠れるほどの積雪でした。1.5mは積もっていたでしょうか。
スキー場がたくさんあることもしかり、さすがに豪雪地帯です。

そういうことで、予定になかった「越後湯沢駅」構内の散策をゆっくりと出来ることになりました。
さっそく、こちらは駅入り口のエキナカの「NewDays」、他の店舗ではまず見られなかった「モンベル」の商品を取り扱っているというのは、ここ「越後湯沢」がウインタースポーツのメッカならではなのだなと感じます。

ということで、この駅の周辺は「ガーラ湯沢スキー場」だけではなく、数多くのスキー場が点在しています。
「首都圏から手軽にウインタースポーツを楽しめる」というのは、実は大阪に住んでいるわたしからすると、ちょっとうらやましくもなります。
関西でも、滋賀や兵庫・京都北部にスキー場はあまたあるのですが、この駅ほど便利に、電車で簡単にアクセス出来るという点では比較になりません。


さて、この「越後湯沢駅」のコンコース街には、このようにおみやげ屋さんがたくさん立ち並んでいました。

先ほど、新潟駅でも見かけた「笹だんご」のお店。
こちらでは、出来立てをイートイン出来るようになっていて、食欲をそそる湯気が店先にボワ~と立っているのが印象的でした。
買いはせずとも、こういったその土地独特の名産品が並んでいるのをそぞろ歩きながらつまみ見るだけでも、わたしはおなかいっぱいになります(^^)

その他には、さすが米どころの越後ならでは、というこのお店も。

ワンコイン(500円)で5種類の地酒が試飲出来る「利き酒」コーナー(アトラクション?)がありました。これは、左党の方にはたまらないですね。
さて、そうはいえどもそろそろおなかが空いて来ました。
飲食店もたくさんのお店が入っていまして、さんざ迷ったのですが…

「越後湯沢駅」の所在地「南魚沼」と、郡名にもなっている「魚沼ラーメン」のお店にします。「醤油ラーメン(730円)」と「タレカツ小丼とお漬物(400円)」のセットを注文しました。

ラーメンはあっさり味で、しっかりした麺にスープがよく合っておいしかった!と同時に、この「タレカツ」なるもの、こちらも「越後産」だそうですが、濃いソースと合わさって、実にいいお味でした。ごちそうさまでした
(ごはんもおいしかったですよ)。

ということで「エキナカのおみやげ屋街」としては大変充実しているので、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
いや、これも大きな「旅の醍醐味」だなと思える、楽しい時間でしたので、後ろ髪を引かれるような思いで!新幹線の改札口へと向かいます。

あれこれお店を見て回って気が付けば、時刻は午後1時前になっていました。
直近の新幹線は…「13時08分」の「Maxたにがわ320号」があるではないですか。
これは新潟駅からやって来る列車なのですが、シャトルバスでこの駅まで来れたおかげで、予定していた「ガーラ湯沢駅始発」の「たにがわ74号」より一本早い便に乗れそうです。いいことづくめです(^O^)
気分がよくなったところで、次回に続きます。
今日はこんなところです。