ここ数日、朝晩は寒さがいっこうに緩まないようで、実は、日中は暖かな陽射しが射し込むことも増えて来たことに、少しは季節の移ろいを感じられるようになったという、こちら大阪です。
数は少ないものの、そのうちのいくつかは咲いていたり、もうすぐ咲こうとしているではないですか!

先日の夜勤明けの際に、何の気なしに地元の神社へと足を運んでみました。
節分の日に「仁義なき戦い?」が繰り広げられた、あの神社です↓
当ブログ
「節分の日の仁義なき戦い?に感じる季節の流れ」(2018年2月4日アップ)

境内に入って来ました。凛とした空気の中、清々しい気持ちになります。

先日には豆まき用の舞台が設けられ、多くの参拝客でにぎわった境内も、さすがに静まり返っています。普段は散歩に来る人の姿もちらほら見られるのですが、まだまだ、この時間では朝早く寒いこともあるのでしょうか。
それをいいことに、少し境内を散策してみることにしました。

境内には、この時期ならではのさまざまな花の姿が見られました。


「冬」といえば「椿」でしょうか。きれいな花を咲かせていました。
東からの朝日を浴びて、この赤い色が実に映えるようです。

そして、そのかたわらには…

まだまだ、固い蕾でいっぱいの梅の木です。


日中は陽射しが出て来たとはいえ、さすがにこれだけ寒いと、まだまだ早いんやろうなぁ、などと思いながら、ちょこんと枝にとどまっている蕾と、バックの青空とのコントラストを味わっていますと…



淡いピンク色の花です。いや、よく咲いてくれてるな!と思います。
ちょっと、うれしくなりました。
さらに、それだけではなく…

そこから少し離れたところに植わっている、古い大きな桜の木にもこの花。


「カンザクラ」でしょうか。
そういえば以前、この神社で長女と次女のお宮参りをした時に、神主さんが「早いこと咲く桜の木があるんですよ」と仰っていたのを思い出しました。

暦の上ではすでに「春」ですが、まだまだこの寒さには「冬の真っただ中」を感じます。
題目の有名なこの詩の一節(イギリス出身の詩人・シェリー「西風に寄せる歌」から)のように、寒いながらでもこのように少しずつでも、「春」へと季節は確実に進んでいることに、ちょっとした感動や、心強さすら覚えた次第です。しかし、ホンネは早く春になってほしいなと思うのですけれどね…
今日はこんなところです。